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愛知 一宮 自殺した中学生 指骨折で勉強進まず悩んだか
2017-02-15 08:05:22
担任の教諭への不満を訴えるメモを残して、愛知県一宮市の男子中学生が自殺した問題で、両親がNHKの取材に応じ、生徒が体育祭の組み体操で手の指の骨を折るけがをしたあとペンを持てない状態が続き、「受験前なのに勉強が進まない」と悩んでいたことを明らかにしました。生徒は、けがをしたあとすぐに手当てを受けず、帰宅後に病院に行ったということで、中学校は「不適切な指導があった」としています。
今月6日、愛知県一宮市の市立浅井中学校に通う3年の男子生徒が「担任によって、人生全てを壊された」というメモを残して大阪の商業施設で飛び降りて自殺しました。
この生徒の両親が15日、NHKの取材に応じました。両親によりますと、生徒は、去年9月に学校の体育祭で行われた組み体操で、両手の親指を骨折するなどのけがをし、その後1か月半ほどペンが持てない状態が続いたということです。このため生徒は「書かないと頭に入らない。受験前なのに勉強が進まない」と悩んでいたということです。実際に、成績は下がっていたということで、両親は「自殺の理由の1つなのではないか」と話しています。
両親によりますと、生徒が組み体操でけがをした際、担任は声をかけることはなく、そのまま続いたということです。生徒はすぐに手当てを受けず、体育祭を終えて帰宅したあとに、両親に痛みを訴えて病院に行ったということです。
これについて中学校は「当時、担任はすぐに声をかけてけがの手当てをさせるべきで、不適切な指導があった」としています。
一宮市の教育委員会は、今後第三者委員会でけがと自殺との関係などを詳しく調べることにしています。
この生徒の両親が15日、NHKの取材に応じました。両親によりますと、生徒は、去年9月に学校の体育祭で行われた組み体操で、両手の親指を骨折するなどのけがをし、その後1か月半ほどペンが持てない状態が続いたということです。このため生徒は「書かないと頭に入らない。受験前なのに勉強が進まない」と悩んでいたということです。実際に、成績は下がっていたということで、両親は「自殺の理由の1つなのではないか」と話しています。
両親によりますと、生徒が組み体操でけがをした際、担任は声をかけることはなく、そのまま続いたということです。生徒はすぐに手当てを受けず、体育祭を終えて帰宅したあとに、両親に痛みを訴えて病院に行ったということです。
これについて中学校は「当時、担任はすぐに声をかけてけがの手当てをさせるべきで、不適切な指導があった」としています。
一宮市の教育委員会は、今後第三者委員会でけがと自殺との関係などを詳しく調べることにしています。
ソース:NHK ニュース