Hiện Furigana
京都府警OB 暴力団幹部を大学学長に紹介か
2017-02-15 19:09:50

京都府立医科大学附属病院の医師らが、実刑判決が確定した暴力団幹部の健康状態について、事実と異なる内容の報告書を作成したとして病院が捜索を受けた事件で、京都府警の元警察官がこの暴力団幹部を大学の学長に紹介して引き合わせていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察が詳しいいきさつを調べています。
京都府立医科大学附属病院の医師らは、おととし(平成27年)恐喝事件で懲役8年の判決が確定した指定暴力団、山口組傘下の淡海一家の総長高山義友希受刑者(60)の健康状態について、「刑務所への収監に耐えられる状態ではない」と事実と異なる内容の報告書を作成して検察に提出したとして、虚偽公文書作成などの疑いが持たれています。
警察は病院を捜索するなどして捜査を進めていますが、50代の京都府警の元警察官が3年前(平成26年)、高山総長を、京都府立医科大学の吉川敏一学長に紹介し、引き合わせていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
この元警察官は暴力団の捜査を担当し、4年前に退職していますが、捜査関係者によりますと高山総長と親しい関係だということです。
警察が、詳しいいきさつや大学と暴力団との関係などについて捜査を進めています。
京都府立医科大学附属病院の荒田均事務部長はNHKの取材に対し、「学長と高山総長は病院の敷地内で会ったことはあるが、親密な関係だとは認識していない」と話していて、病院側の事件への関与についても否定しています。
警察は病院を捜索するなどして捜査を進めていますが、50代の京都府警の元警察官が3年前(平成26年)、高山総長を、京都府立医科大学の吉川敏一学長に紹介し、引き合わせていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
この元警察官は暴力団の捜査を担当し、4年前に退職していますが、捜査関係者によりますと高山総長と親しい関係だということです。
警察が、詳しいいきさつや大学と暴力団との関係などについて捜査を進めています。
京都府立医科大学附属病院の荒田均事務部長はNHKの取材に対し、「学長と高山総長は病院の敷地内で会ったことはあるが、親密な関係だとは認識していない」と話していて、病院側の事件への関与についても否定しています。
ソース:NHK ニュース