Hiện Furigana
外国に工場移転した企業に「重い罰」 トランプ大統領が強調
2017-02-17 21:09:16

アメリカのトランプ大統領は、大手航空機メーカーボーイングを訪れ、外国に工場を移転した企業がアメリカへ製品を輸入する場合、「重い罰を受けることになる」と述べて、こうした輸入製品には高い税をかける考えを改めて強調しました。
トランプ大統領は17日、ボーイング787型機の新型機の公開に合わせて、南部サウスカロライナ州にあるボーイングの施設を訪れ、製造中の機体などを視察しました。
このあと、トランプ大統領は従業員らを前に演説し、「われわれの貿易のルールを厳しく守らせ、外国にだまされないようにする」と述べ、各国と結んでいる貿易協定をアメリカの国益にかなうよう見直していく考えを示しました。
そのうえで、外国に工場を移転した企業がアメリカへ製品を輸入する場合、「重い罰を受けることになる」と述べ、こうした輸入製品には高い税をかける考えを改めて強調しました。
トランプ大統領はこれまでも、国外に移転した工場から輸入される製品に35%の税をかけるなどと述べていますが、この日も具体的な仕組みについては言及せず、数週間以内に取りまとめるとしている税制改革の先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このあと、トランプ大統領は従業員らを前に演説し、「われわれの貿易のルールを厳しく守らせ、外国にだまされないようにする」と述べ、各国と結んでいる貿易協定をアメリカの国益にかなうよう見直していく考えを示しました。
そのうえで、外国に工場を移転した企業がアメリカへ製品を輸入する場合、「重い罰を受けることになる」と述べ、こうした輸入製品には高い税をかける考えを改めて強調しました。
トランプ大統領はこれまでも、国外に移転した工場から輸入される製品に35%の税をかけるなどと述べていますが、この日も具体的な仕組みについては言及せず、数週間以内に取りまとめるとしている税制改革の先行きは依然として不透明な状況が続いています。
米軍の戦闘機調達でコスト削減を迫る
ロッキード・マーチン社が製造するアメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F35をめぐり、トランプ大統領は、価格が高すぎると批判して、国防総省に対し、コストの削減を目指して計画全体を再検証するよう指示しており、この中でライバル社のボーイングが製造するFA18戦闘攻撃機の改良でどこまで代替できるかも精査するよう命じています。
これについて、トランプ大統領は17日、南部サウスカロライナ州にあるボーイングの施設で行った演説で、「われわれは軍を再建しているところだ。ボーイング社のFA18戦闘攻撃機を大量に注文することを真剣に検討しているところだ」と述べました。
さらに、トランプ大統領は、この後に記者団に対し、「ロッキード・マーチン社は、F35のコストを削減しなければならない。削減されなければ、FA18に替えることになるということだ。FA18はすばらしい機体だ」と述べ、ライバルのボーイング社を持ち出して、ロッキード・マーチン社にコスト削減を迫りました。
F35をめぐっては、日本の自衛隊も次期主力戦闘機として42機調達する計画で、防衛省などがアメリカ側の議論の行方を注視しています。
これについて、トランプ大統領は17日、南部サウスカロライナ州にあるボーイングの施設で行った演説で、「われわれは軍を再建しているところだ。ボーイング社のFA18戦闘攻撃機を大量に注文することを真剣に検討しているところだ」と述べました。
さらに、トランプ大統領は、この後に記者団に対し、「ロッキード・マーチン社は、F35のコストを削減しなければならない。削減されなければ、FA18に替えることになるということだ。FA18はすばらしい機体だ」と述べ、ライバルのボーイング社を持ち出して、ロッキード・マーチン社にコスト削減を迫りました。
F35をめぐっては、日本の自衛隊も次期主力戦闘機として42機調達する計画で、防衛省などがアメリカ側の議論の行方を注視しています。
ソース:NHK ニュース