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震災6年 遺族会の呼びかけで不明者捜索 宮城
2017-03-10 03:31:47

東日本大震災から11日で6年になります。震災の津波で大きな被害を受け、住民のほぼ3人に1人が犠牲になった宮城県気仙沼市の杉ノ下地区では、地元の遺族会の呼びかけで、今も行方がわかっていない人の捜索が行われました。
宮城県気仙沼市の沿岸部にある杉ノ下地区では、指定避難場所の高台にも津波が押し寄せ、地区の住民のうち74人が死亡し、19人が今も行方不明になっています。
震災から11日で6年になるのを前に、地区の犠牲者の家族で作る遺族会の呼びかけで、10日、行方不明者の捜索が行われ、遺族会のメンバーや地元の人など、およそ50人が参加しました。
はじめに全員で犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑の前で手を合わせたあと、近くの海岸に移動し、地面に顔を近づけながら、熊手などで海岸の石や砂をかき分け、手がかりがないか捜していました。
10日はボランティアのダイバーも参加し、岸壁近くの海に潜って捜索に当たりました。
津波で母親を亡くし妻も行方不明となった遺族会代表の佐藤信行さん(65)は、「6年の時の流れは人によって感じ方が違いますが、私にとっては長いとも短いとも、わからない、何とも言えない時間が流れ続けています。7回忌までに見つけてあげたいです」と話していました。
震災から11日で6年になるのを前に、地区の犠牲者の家族で作る遺族会の呼びかけで、10日、行方不明者の捜索が行われ、遺族会のメンバーや地元の人など、およそ50人が参加しました。
はじめに全員で犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑の前で手を合わせたあと、近くの海岸に移動し、地面に顔を近づけながら、熊手などで海岸の石や砂をかき分け、手がかりがないか捜していました。
10日はボランティアのダイバーも参加し、岸壁近くの海に潜って捜索に当たりました。
津波で母親を亡くし妻も行方不明となった遺族会代表の佐藤信行さん(65)は、「6年の時の流れは人によって感じ方が違いますが、私にとっては長いとも短いとも、わからない、何とも言えない時間が流れ続けています。7回忌までに見つけてあげたいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース