Hiện Furigana
読売新聞記者が談話をねつ造 朝刊におわび掲載
2017-03-15 03:27:04

読売新聞によりますと、福島県のいわき支局の25歳の男性記者は、今月7日、福島第一原発の事故の避難指示解除をめぐり、楢葉町の町長が「避難先から帰還しない職員は昇格・昇給させないようにする」と発言したなどとする記事を他社の記事を参考にして取材をしないまま書いたほか、発言に対する町長の談話をねつ造していたということです。
記事は、今月7日の夕刊などに掲載されましたが、町からの指摘でねつ造などが発覚したということです。
この記者は、「締め切りが迫る中、取材しないまま安易に書いてしまった」と話しているということで、読売新聞は15日の朝刊に「重大な記者倫理違反と認識しており、関係者、読者のみなさまにおわび致します」とするおわびの記事を掲載しました。この記者を懲戒処分にするということです。読売新聞は「記者教育をさらに徹底して再発防止に取り組み、信頼回復に努める」としています。
記事は、今月7日の夕刊などに掲載されましたが、町からの指摘でねつ造などが発覚したということです。
この記者は、「締め切りが迫る中、取材しないまま安易に書いてしまった」と話しているということで、読売新聞は15日の朝刊に「重大な記者倫理違反と認識しており、関係者、読者のみなさまにおわび致します」とするおわびの記事を掲載しました。この記者を懲戒処分にするということです。読売新聞は「記者教育をさらに徹底して再発防止に取り組み、信頼回復に努める」としています。
楢葉町「適切な取材を」
楢葉町によりますと、今月7日に町の政策広報室の担当者が、読売新聞のウェブ版に載っていた記事の内容に疑問を感じて記者に連絡を取ったところ取材していなかったことを認めたということです。
ねつ造について楢葉町は「町長への正式な取材もなく記事を掲載したことは誠に遺憾だ。被災地から発信される情報の信ぴょう性にも影響しかねない。報道倫理に基づき、適切な取材をすることを希望する」というコメントを出しました。
ねつ造について楢葉町は「町長への正式な取材もなく記事を掲載したことは誠に遺憾だ。被災地から発信される情報の信ぴょう性にも影響しかねない。報道倫理に基づき、適切な取材をすることを希望する」というコメントを出しました。
ソース:NHK ニュース