Hiện Furigana
バイデン氏演説内容「再び世界で尊敬される国に」
2020-11-08 01:55:38

バイデン前副大統領は地元のデラウェア州で演説を行い、「私はアメリカを再び世界で尊敬される国にするために選ばれた」と述べました。そして「この国の市民は明らかな勝利をもたらした。人々の勝利だ。大統領選挙でかつてないほどの票を投じたのだ」と述べました。そして、「赤の州でも青の州でもなくアメリカ合衆国しかない」と述べました。
バイデン氏は演説で「私に信頼と自信をくれて光栄です」と述べました。「構造的な人種差別に取り組む」と述べました。

「対立解消」呼びかけ
さらに「トランプ大統領に投票した人々もみなにチャンスを与えましょう。厳しい対立をやめて相手の話に耳を傾け、敵として扱うのをやめましょう。私たちはアメリカ人なのです」と述べました。そして「私は民主党員だがすべてのアメリカ人の大統領となる。私に投票した人もしなかった人も、相手を敵のように扱うのはいま、ここでやめよう」と述べました。
新型コロナウイルス対策にもさっそく言及
また「来年1月20日に新型コロナウイルスの対策を始めるため、今月9日に科学者や専門家のグループを指名する」と述べました。
「アメリカは世界を導く灯台」
さらに「アメリカをひと言で定義するなら、それは『可能性』だ。アメリカは決してあきらめない」と述べました。そのうえで「全世界がアメリカを見ている。アメリカは世界を導く灯台だと信じている」と述べました。
副大統領候補 ハリス氏も演説「アメリカの新しい日だ」

バイデン氏に先だって演説した副大統領候補のハリス上院議員は「アメリカの民主主義は当然のものとして受け止めるのではなく努力をともなうものだ。私たちにはよりよい未来をつくる力がある。アメリカの新しい日となった」と述べました。
ハリス氏初の女性副大統領へ 「私は決して最後にはならない」
さらに「記録的な投票率をもたらすほど多くの人に投票してもらって感謝しています。みなさんは希望や科学、良識や真実を選びました。バイデン氏をアメリカの大統領として選んだのです」と述べました。
また、「バイデン氏は女性の私を副大統領候補として選んだ。私は女性として最初の副大統領になるかもしれないが、決して最後にはならない」と述べました。
また、「バイデン氏は女性の私を副大統領候補として選んだ。私は女性として最初の副大統領になるかもしれないが、決して最後にはならない」と述べました。
そしてハリス上院議員は「今後の道は平坦ではないが。ジョーと私は準備ができている。世界が尊敬し、子どもたちが見習う指導者になる」と述べました。
ソース:NHK ニュース