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元大関 琴奨菊が引退へ 関取最年長の36歳
2020-11-14 01:46:11

大相撲の大関経験者で関取最年長の36歳、琴奨菊が現役を引退する意向を固めたことが日本相撲協会の関係者への取材でわかりました。
琴奨菊は、福岡県柳川市出身の36歳。
現役の関取では最年長です。
高知の明徳義塾高校から佐渡ヶ嶽部屋に入門して、平成17年初場所で新入幕を果たしました。
力強い出足で左四つやもろ差しからの重い腰を生かした「がぶり寄り」を持ち味に、平成23年の秋場所後に大関に昇進し、ひざや胸のけがを乗り越えて平成28年の初場所では、初優勝を果たしました。
しかし、優勝から1年後の平成29年の初場所で負け越して、大関から陥落しました。
その後も両ひざや腕のけがと向き合いながら幕内で現役を続けてきましたが、前頭11枚目で迎えた秋場所では、左足の肉離れで3日目から休場し、7日目から再出場したものの、2勝10敗3日の休みと大きく負け越して、15年以上在籍した幕内から十両に陥落しました。
十両3枚目で迎えた今場所は6日目を終えて1勝5敗となり、7日目から休場していました。
日本相撲協会の関係者によりますと琴奨菊は、現役を引退する意向を固めたということです。
幕内在位の場所数は、歴代7位となる92場所、幕内の勝利数は歴代6位の718勝と、大関陥落後も実力者として長く土俵を沸かせました。
現役の関取では最年長です。
高知の明徳義塾高校から佐渡ヶ嶽部屋に入門して、平成17年初場所で新入幕を果たしました。
力強い出足で左四つやもろ差しからの重い腰を生かした「がぶり寄り」を持ち味に、平成23年の秋場所後に大関に昇進し、ひざや胸のけがを乗り越えて平成28年の初場所では、初優勝を果たしました。
しかし、優勝から1年後の平成29年の初場所で負け越して、大関から陥落しました。
その後も両ひざや腕のけがと向き合いながら幕内で現役を続けてきましたが、前頭11枚目で迎えた秋場所では、左足の肉離れで3日目から休場し、7日目から再出場したものの、2勝10敗3日の休みと大きく負け越して、15年以上在籍した幕内から十両に陥落しました。
十両3枚目で迎えた今場所は6日目を終えて1勝5敗となり、7日目から休場していました。
日本相撲協会の関係者によりますと琴奨菊は、現役を引退する意向を固めたということです。
幕内在位の場所数は、歴代7位となる92場所、幕内の勝利数は歴代6位の718勝と、大関陥落後も実力者として長く土俵を沸かせました。
琴奨菊のこれまで
佐渡ヶ嶽部屋の元大関 琴奨菊は、全国中学校相撲選手権で優勝するなどの実績をあげ、高知の明徳義塾高校から佐渡ヶ嶽部屋に入門し、平成14年初場所で初土俵を踏みました。
平成16年の名古屋場所で十両に昇進し、平成17年初場所で新入幕を果たしました。
力強い出足で、左四つやもろ差しからの重い腰を生かした「がぶり寄り」を得意とし、平成23年の秋場所後に大関に昇進しました。
大関に昇進したあとは、ひざや胸を痛める、たび重なるけがに苦しみ、なかなか優勝に届きませんでしたが、平成28年の初場所で初優勝を果たしました。
しかし、優勝から1年後の7回目の「角番」となった平成29年の初場所で負け越して、32場所にわたって守ってきた大関から陥落すると、次の場所で10勝することができず、大関には戻れませんでした。
その後も幕内で現役を続けて来ましたが、前頭11枚目で迎えた秋場所では、左足の肉離れで3日目から休場し、7日目から再出場したものの大きく負け越して、15年以上在籍した幕内から十両に陥落しました。
今場所は、十両3枚目で6日目を終えた時点で、1勝5敗の成績で7日目から休場していました。
幕内の通算成績は、718勝621敗41休でした。
平成16年の名古屋場所で十両に昇進し、平成17年初場所で新入幕を果たしました。
力強い出足で、左四つやもろ差しからの重い腰を生かした「がぶり寄り」を得意とし、平成23年の秋場所後に大関に昇進しました。
大関に昇進したあとは、ひざや胸を痛める、たび重なるけがに苦しみ、なかなか優勝に届きませんでしたが、平成28年の初場所で初優勝を果たしました。
しかし、優勝から1年後の7回目の「角番」となった平成29年の初場所で負け越して、32場所にわたって守ってきた大関から陥落すると、次の場所で10勝することができず、大関には戻れませんでした。
その後も幕内で現役を続けて来ましたが、前頭11枚目で迎えた秋場所では、左足の肉離れで3日目から休場し、7日目から再出場したものの大きく負け越して、15年以上在籍した幕内から十両に陥落しました。
今場所は、十両3枚目で6日目を終えた時点で、1勝5敗の成績で7日目から休場していました。
幕内の通算成績は、718勝621敗41休でした。
ソース:NHK ニュース