結婚けっこん前まえの姓せいを名乗なのりれる選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい 7割わりが「賛成さんせい」

結婚けっこんしたあとも希望きぼうすれば以前いぜんの姓せいを名乗なのりれる「選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい」についておよそ70％の人ひとが賛成さんせいと答こたえていることが研究けんきゅう者しゃなどの最新さいしんの調査ちょうさでわかりました。

調査ちょうさは、家族かぞく法ほうに詳くわしい早はや稲田いなだ大学だいがくの棚たの村むら政行まさゆき教授きょうじゅと市民しみん団体だんたいの「選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい・全国ぜんこく陳情ちんじょうアクション」が共同きょうどうでインターネットを通をつうじて先月せんげつ行おこない、全国ぜんこくの20代だいから50代だいの男女だんじょ7000人にんが回答かいとうしました。

それによりますと、「選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい」について、「他たの夫婦ふうふが同姓どうせいでも別姓べっせいでもかまわない」として賛成さんせいと答こたえた人ひとは、合あわせて71％にのぼりました。

一方いっぽうで、「自分じぶんは夫婦ふうふ同姓どうせいが良よいし他たの夫婦ふうふも同姓どうせいであるべきだ」として反対はんたいと答こたえた人ひとは14％でした。

また、「別姓べっせいにできなかったことで結婚けっこんをあきらめたことや事実じじつ婚こんにしたことがある」という人ひとも、全体ぜんたいの1％余あまりにあたる94人にんいたということです。

調査ちょうさでは都道とどう府県ふけんの比較ひかくも行おこなわれ、賛成さんせいの割合わりあいが多おおかったのは沖縄おきなわで77％、青森あおもりと和歌山わかやまが75％でした。一方いっぽう、賛成さんせいの割合わりあいが低ひくかったのは愛媛えひめで60％、新潟にいがたの62％、山口やまぐちの64％などとなっています。

調査ちょうさを行おこなった市民しみん団体だんたいでは、地域ちいきによって差さはあるもののすべての都道とどう府県ふけんで賛成さんせいが大幅おおはばに反対はんたいを上回うわまわっていることがうかがえるとしています。

ソース：NHK ニュース