Luyện đọc
Hiện Furigana

新型しんがたコロナワクチン 生後せいご半年はんとし~4さい対象たいしょう厚生こうせい労働ろうどうしょう

2022-10-05 12:45:54

avatar
新型しんがたコロナウイルスのワクチンについて、厚生こうせい労働ろうどうしょう生後せいご6か月かげつから4さいまでのども対象たいしょうにしたワクチンの使用しよう正式せいしき承認しょうにんしました。今後こんご必要ひつよう手続てつづすすめ、はやければ10つき下旬げじゅんにも接種せっしゅはじまる見通みとおです。

どもへの接種せっしゅをめぐっては、ことし1つき対象たいしょうが5さい以上いじょう拡大かくだいされ、ことし7つきには、生後せいご6か月かげつから4さいどもも対象たいしょうくわえるようファイザーから承認しょうにん申請しんせいおこなわれました。

5にちよるひらかれた厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもんによる部会ぶかいでは、生後せいご6か月かげつから4さいども対象たいしょうにしたワクチンについて、からだなかつくられるウイルスのはたらおさえる中和ちゅうわ抗体こうたい」の上昇じょうしょうなど有効ゆうこうせい確認かくにんされたと評価ひょうかしました。

また安全あんぜんせいについては、臨床りんしょう試験しけん結果けっかから重大じゅうだい懸念けねんみとめられないとしてこのワクチンを使用しようすることを了承りょうしょうし、その後そのご厚生こうせい労働ろうどうしょう正式せいしき承認しょうにんしました。

これまでワクチンの対象たいしょう年齢ねんれいは、モデルナとノババックスが12さい以上いじょう、ファイザーが5さい以上いじょうとなっていて、5さい未満みまんどもへの接種せっしゅはじめてとなります。

有効ゆうこう成分せいぶんりょう大人おとなのワクチンの10ぶんの1で、3かい接種せっしゅ必要ひつようとされ、3週間しゅうかんあけて2かい接種せっしゅしたのちすくなくとも8週間しゅうかんあけて3かい接種せっしゅするとしています。

厚生こうせい労働ろうどうしょうは10つき下旬げじゅんから11つき下旬げじゅんにかけておよそ700まん回分かいぶんのワクチンを自治体じちたい配送はいそうする計画けいかくで、今後こんご無料むりょうけられる公的こうてき接種せっしゅ位置いちづけたうえで、はやければ10つき下旬げじゅん以降いこう接種せっしゅはじまる見通みとおです。

専門せんもん利益りえきふく反応はんのうリスク くらべて接種せっしゅするか決定けっていを」

ファイザーが開発かいはつした生後せいご6か月かげつから4さいまでのどもに対にたいする新型しんがたコロナウイルスワクチンは、アメリカではことし6つき緊急きんきゅう使用しよう許可きょかされ、接種せっしゅすすめられています。

ファイザーの発表はっぴょうや、アメリカのCDC=疾病しっぺい対策たいさくセンター会議かいぎしめされた臨床りんしょう試験しけん結果けっか分析ぶんせきした資料しりょうによりますと、3かい接種せっしゅしたときのオミクロンかぶに対にたいする効果こうかは、生後せいご6か月かげつから4さいどもで80.3%で、このうち、2さいから4さいでは82.3%、生後せいご6か月かげつから1さいでは75.5%だったということです。

ふく反応はんのう程度ていどほとんどかるちゅう程度ていどで、にせくすり投与とうよされた場合ばあいとほとんどわらなかったとしています。

具体ぐたいてきには、2さいから4さいでは、
けん怠けんたいかんが1かい接種せっしゅで29.7%、2かいで25.7%、3かいで24.5%
▽38以上いじょう発熱はつねつが1かい接種せっしゅで5.2%、2かいで4.9%、3かいで5.1%などとなり、
生後せいご6か月かげつから1さいでは、
いらいらして機嫌きげんわるくなったどもが1かい接種せっしゅで51.2%、2かいで47.4%、3かいで43.6%、
食欲しょくよく減少げんしょうが1かい接種せっしゅで22.2%、2かいで22.2%、3かいで20.2%、
▽38以上いじょう発熱はつねつが1かい接種せっしゅで7.2%、2かいで7.4%、3かいで6.8%だったとしています。
小児しょうに医師いしでワクチンにくわしい北里きたざと大学だいがく中山なかやま哲夫てつおとくにん教授きょうじゅは「おおひと新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしているなかどもたちへの感染かんせんひろがり、重症じゅうしょうするどもやくなったどももてきている。ワクチンであたらしい武器ぶきどもたちにあたえることができるわけで、選択肢せんたくしえたのは朗報ろうほうだ」とべました。

ワクチンを接種せっしゅするかどうかは、ワクチンによってられる利益りえきふく反応はんのうのリスクをくらべてめるべきだとしたうえで、「新型しんがたコロナに感染かんせんしたときには重症じゅうしょうするリスクがある一方いっぽうふく反応はんのうのことをかんがえないといけない。メッセンジャーRNAワクチンはふく反応はんのうすこつよ一過いっかせいのものだ。感染かんせんすると重症じゅうしょうしやすい先天せんてんせい免疫めんえき不全ふぜん心臓しんぞう病気びょうきなど基礎きそ疾患しっかんあるどもさい優先ゆうせん接種せっしゅしたほうがいい。また学習がくしゅうじゅく保育ほいくしょ、おけいこごとなど特定とくてい多数たすうひとたちとあつまる機会きかいあるどもも、自分じぶん周囲しゅういひとまもために、ワクチンの接種せっしゅかんがえたほうがいいとおも」とはなしています。
ソース:NHK ニュース