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JR山手やまてせん 乗客じょうきゃくせた営業えいぎょう列車れっしゃ自動じどう運転うんてん実証じっしょう運転うんてんはじまる

2022-10-11 08:59:49

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都心としん大動脈だいどうみゃく、JR山手やまてせんで、11にち午後ごごから、乗客じょうきゃくせた営業えいぎょう列車れっしゃ自動じどう運転うんてん実証じっしょう運転うんてんはじまりました。踏切ふみきりある過密かみつダイヤ路線ろせんでははじめてで、鉄道てつどう自動じどう加速かそくにつながるか注目ちゅうもくされます。
JR東日本ひがしにっぽんは、人口じんこう減少げんしょうなど背景はいけいにした将来しょうらいてき運転うんてん不足ふそくへの懸念けねんから、自動じどう運転うんてん開発かいはつ取り組とりくんでいて、山手やまてせんでは、4ねんまえから終電しゅうでん深夜しんやに、ことし2つき以降いこうちゅうに、乗客じょうきゃくせずに走行そうこう試験しけんおこなってきました。

そして11にちから、山手やまてせんとしてははじめて乗客じょうきゃくせた営業えいぎょう列車れっしゃ自動じどう運転うんてん実証じっしょう運転うんてんおこなことになり、最初さいしょ列車れっしゃ午後ごご4まえ品川しながわ大崎おおさきえき出発しゅっぱつしました。

列車れっしゃは、通常つうじょうおな11りょう編成へんせいで、JR東日本ひがしにっぽん独自どくじ開発かいはつしたATO=自動じどう列車れっしゃ運転うんてん装置そうち搭載とうさいされ、車両しゃりょう先頭せんとうなどに「ATO」という文字もじはいっています。

運転うんてん各駅かくえき出発しゅっぱつするさいにボタンをだけで、加速かそく減速げんそく停車ていしゃ自動じどうおこなわれ、1しゅう34.5キロ山手やまてせん走行そうこうしていました。

高架こうかじょう自動じどうはし東京とうきょうの「ゆりかもめ」などしん交通こうつうシステムちがい、山手やまてせんはホームドアのないえき踏切ふみきりのこり、ひとくるま線路せんろないはいったさい対応たいおう必要ひつようになります。

くわえて、1にち平均へいきん76まんにん利用りようし、ラッシュには3ふんに1ほんという過密かみつダイヤで、こうした環境かんきょうでの自動じどう運転うんてん実証じっしょう運転うんてん国内こくないではれいがないということです。

JR東日本ひがしにっぽんは、装置そうち搭載とうさいした2つの列車れっしゃ今後こんご2か月かげつかんわせて1000しゅうほど走行そうこうさせ、運転うんてん機能きのう安全あんぜん対策たいさくそれ省エネしょうえね性能せいのうなどデータあつめることにしています。

そのうえで▼2028ねんごろの山手やまてせんのすべての列車れっしゃへの自動じどう運転うんてん導入どうにゅう目指めざし、▼2030ねんごろには運転うんてんだけのワンマン運転うんてんを、▼将来しょうらいてきには運転うんてんらず、係員かかりいんだけが乗務じょうむする運転うんてん実現じつげんさせたいとしていて、今回こんかい実証じっしょう運転うんてん鉄道てつどう自動じどう加速かそくにつながるか、試金石しきんせきとして注目ちゅうもくされます。
ソース:NHK ニュース