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ゴルフ日本OP 大学生の蝉川泰果が優勝 アマチュアでは95年ぶり
2022-10-23 08:31:37

ゴルファー日本一を決める『日本オープン』は兵庫県で最終ラウンドが行われ、アマチュアの大学生、蝉川泰果選手が通算10アンダーで初優勝しました。
アマチュアでの『日本オープン』制覇は第1回大会以来、95年ぶりの快挙です。
アマチュアでの『日本オープン』制覇は第1回大会以来、95年ぶりの快挙です。
ゴルフの『日本オープン』は国内メジャー大会の1つで、ことしは兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで行われました。
アマチュアの東北福祉大学4年、21歳の蝉川選手は通算13アンダーの単独トップでスタートし、前半、パー4の1番、パー5の2番と連続バーディーとしましたが、パー4の9番で第2打をグリーン近くの深いラフに入れ、第3打、第4打でも出せず、このホール、トリプルボギーとしました。
後半、同じ組で回る現在、国内の賞金ランキング1位の比嘉一貴選手が追い上げる中、安定したショットで粘りを見せ、この日、バーディー2つ、ボギー2つ、トリプルボギー1つでスコアを3つ落としたものの、通算10アンダーで初優勝しました。
蝉川選手は第1ラウンドから首位を譲らず、アマチュアでの『日本オープン』制覇は第1回大会以来、95年ぶりの快挙です。
2位には通算8アンダーで比嘉選手が、3位には通算4アンダーで長野泰雅選手とアマチュアの日本大学3年、杉浦悠太選手が入りました。
蝉川泰果「タイガー・ウッズみたいな選手に」
95年ぶりの快挙を成し遂げた蝉川泰果選手は「アマチュアが今まで1勝しかしたことがない『日本オープン』で自分が2勝目をできたのはすごくうれしい。トリプルボギーとなった9番ホールは本当にヒヤッとしたが、なんとか勝ててよかった。最終の18番はパーセーブできるとは思っていなかったので、カップまで2メートル手前くらいで『入るな』と確信した瞬間に気付いたらガッツポーズをしていた」と振り返りました。
そして「キャディーのほか、大学やナショナルチームのコーチ、トレーナーなどいろいろな人たちの力があってのことで感謝したい。ギャラリーの声援も大きな力になった」としたうえで、今後について「見てておもしろいな、すごいなというプレーができるようなタイガー・ウッズ選手みたいな選手になれるよう頑張りたい」と話しました。
そして「キャディーのほか、大学やナショナルチームのコーチ、トレーナーなどいろいろな人たちの力があってのことで感謝したい。ギャラリーの声援も大きな力になった」としたうえで、今後について「見てておもしろいな、すごいなというプレーができるようなタイガー・ウッズ選手みたいな選手になれるよう頑張りたい」と話しました。
蝉川泰果選手とは
蝉川泰果選手は兵庫県出身の21歳。
松山英樹選手など多くのプロゴルファーを輩出している東北福祉大学の4年生です。
平均飛距離300ヤードのドライバーショットが持ち味で、アマチュアのナショナルチームに選ばれて実績を積み、最新のアマチュアランキングでは世界1位となっています。
先月、行われた国内のツアー大会では、史上6人目のアマチュア優勝を果たし、今回、国内メジャー大会の『日本オープン』を制したことでアマチュアでの国内ツアー2勝は史上初めてです。
松山英樹選手など多くのプロゴルファーを輩出している東北福祉大学の4年生です。
平均飛距離300ヤードのドライバーショットが持ち味で、アマチュアのナショナルチームに選ばれて実績を積み、最新のアマチュアランキングでは世界1位となっています。
先月、行われた国内のツアー大会では、史上6人目のアマチュア優勝を果たし、今回、国内メジャー大会の『日本オープン』を制したことでアマチュアでの国内ツアー2勝は史上初めてです。
ソース:NHK ニュース