Hiện Furigana
狙われるネットバンキング預金 不正送金被害 先月は過去最悪に
2019-12-19 01:49:28

インターネットバンキングの口座から預金が別の口座に不正に送金される被害が急増し、被害額は先月だけで7億7000万円余りに上っています。警察庁などは危機的な状況だとして注意を呼びかけています。
警察庁によりますと、インターネットバンキングの預金が狙われる被害は、ことしの前半まで多い月でも1か月に50件程度で推移していましたが、9月以降急増しています。
被害は、
▽9月に441件で4億800万円、
▽10月に397件で5億1900万円、
▽先月は573件で7億7600万円に上り、先月は件数・被害額ともに統計を取り始めた平成24年以降最も多くなっています。
多くの場合、金融機関を装って携帯電話やパソコンにメールなどが届き、本物そっくりの「偽サイト」に誘導されてIDやパスワードが盗み取られ、知らない間に多額の預金がなくなっているというものです。
金融機関がメールなどで口座に関する情報を尋ねることはないということで、警察庁は、不審なメールなどは開封せず、金融機関の公式のサイトやアプリを確認したうえで利用するよう呼びかけています。
被害は、
▽9月に441件で4億800万円、
▽10月に397件で5億1900万円、
▽先月は573件で7億7600万円に上り、先月は件数・被害額ともに統計を取り始めた平成24年以降最も多くなっています。
多くの場合、金融機関を装って携帯電話やパソコンにメールなどが届き、本物そっくりの「偽サイト」に誘導されてIDやパスワードが盗み取られ、知らない間に多額の預金がなくなっているというものです。
金融機関がメールなどで口座に関する情報を尋ねることはないということで、警察庁は、不審なメールなどは開封せず、金融機関の公式のサイトやアプリを確認したうえで利用するよう呼びかけています。
全銀協「深刻な事態」
「全国銀行協会」では、これまでもホームページやリーフレットなどで注意を呼びかけてきました。
全国銀行協会の担当者は「インターネットバンキングのサービスを脅かす、深刻な事態だと捉えている。被害は、最初は一部の銀行だけだったが広がりを見せていて、多くの人に、こうした状況を知ってほしい。お客様に安心してネットバンキングを利用してもらえるよう、今後も取り組みを進めたい」と話しています。
全国銀行協会の担当者は「インターネットバンキングのサービスを脅かす、深刻な事態だと捉えている。被害は、最初は一部の銀行だけだったが広がりを見せていて、多くの人に、こうした状況を知ってほしい。お客様に安心してネットバンキングを利用してもらえるよう、今後も取り組みを進めたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース