Hiện Furigana
歌会始の入選者決まる 新潟市の高校3年生など10人
2019-12-24 19:06:29

令和となって初めての新春恒例の「歌会始」の入選者に、新潟市の高校3年生など10人が選ばれました。
今回の歌会始のお題は「望」で、全国と海外から合わせて1万5000首余りの短歌が寄せられました。
この中から、新潟市江南区の高校3年生、篠田朱里さん(17)や、北九州市門司区の寺の住職の妻、粟屋融子さん(60)、それに大阪・豊中市の大学職員、土田真弓さん(33)など10人が入選しました。
このうち、篠田さんは大学受験を前に、今後の進路について親と話し合った時の情景を詠んだということで「驚いているというのがいちばんの気持ちです。自分が思い浮かべた情景が、歌によってほかの人たちにも伝わったと思うと、すごくうれしいです」と話しています。
粟屋さんは、20年近く前、長女が使っていた古いランドセルを、アフガニスタンなどの紛争地域の子どもたちに贈った時のことを振り返って歌にしたということで「子どもたちに健やかに育ってほしいという願いを込めました。家族みんな入選に驚いています」と話しています。
土田さんは、夏の終わりごろ、からすがせみを捕らえて飛ぶ様子を命をつなぐことの切なさなどを感じながら詠んだということで「2、3年前から、日常生活の出来事を詠んできました。本当に私が選ばれていいのかとただただ驚いています」と話しています。
一方、天皇陛下から歌を詠むように指名された「召人」には、歌人の栗木京子さん(65)が選ばれました。
入選した10人と召人の歌は、来月16日に皇居・宮殿で行われる歌会始で、天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。
この中から、新潟市江南区の高校3年生、篠田朱里さん(17)や、北九州市門司区の寺の住職の妻、粟屋融子さん(60)、それに大阪・豊中市の大学職員、土田真弓さん(33)など10人が入選しました。
このうち、篠田さんは大学受験を前に、今後の進路について親と話し合った時の情景を詠んだということで「驚いているというのがいちばんの気持ちです。自分が思い浮かべた情景が、歌によってほかの人たちにも伝わったと思うと、すごくうれしいです」と話しています。
粟屋さんは、20年近く前、長女が使っていた古いランドセルを、アフガニスタンなどの紛争地域の子どもたちに贈った時のことを振り返って歌にしたということで「子どもたちに健やかに育ってほしいという願いを込めました。家族みんな入選に驚いています」と話しています。
土田さんは、夏の終わりごろ、からすがせみを捕らえて飛ぶ様子を命をつなぐことの切なさなどを感じながら詠んだということで「2、3年前から、日常生活の出来事を詠んできました。本当に私が選ばれていいのかとただただ驚いています」と話しています。
一方、天皇陛下から歌を詠むように指名された「召人」には、歌人の栗木京子さん(65)が選ばれました。
入選した10人と召人の歌は、来月16日に皇居・宮殿で行われる歌会始で、天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。
ソース:NHK ニュース