伝統でんとうの「仙台せんだい初はつ売うり」 早朝そうちょうから商店しょうてん街がいにぎわう

豪華ごうかな景品けいひんで知しられる伝統でんとうの『仙台せんだい初はつ売うり』が行おこなわれ、仙台せんだい市し中心ちゅうしん部ぶの商店しょうてん街がいは早朝そうちょうから多おおくの買い物かいもの客きゃくでにぎわっています。

江戸えど時代じだいから続つづく『仙台せんだい初はつ売うり』は、商人しょうにんの心意気こころいきを示しめそうと豪華ごうかな景品けいひんを付つけたことが始はじまりとされ、仙台せんだい市し中心ちゅうしん部ぶでは伝統でんとうの初はつ売うりを１月いちがつ２に日にちに統一とういつしています。

このうち、商店しょうてん街がいにある老舗しにせのお茶おちゃの販売はんばい店てんでは、豪華ごうかな景品けいひんや福袋ふくぶくろを目当めあてに朝あさ７なな時じの開店かいてん前まえから100人にん以上いじょうが列れつを作つくりました。

この店みせでは１いち万まん円えん以上いじょうの買い物かいものをした先着せんちゃく100人にんにお茶おちゃや電気でんきポットが入はいった最大さいだい70センチほどの茶ちゃ箱ばこを景品けいひんとして渡わたしていて、順番じゅんばんが早はやいほど大おおきな茶ちゃ箱ばこがもらえるとあって、中なかには先月せんげつ30日にちから並ならぶ人ひともいました。

念願ねんがんの茶ちゃ箱ばこをもらった人ひとたちは早速さっそく開あけて中身なかみを見みたり、うれしそうに両手りょうてに抱かかえて持ち帰もちかえったりして、令りょう和わ最初さいしょの初はつ売うりを楽たのしんでいました。

仙台せんだい市しの30代だいの女性じょせいは「夫おっとが30日にちの夕方ゆうがたから並ならびました。転勤てんきん族ぞくなので仙台せんだいでの生活せいかつのよい記念きねんになりうれしいです」と話はなしていました。

また、宇都宮うつのみや市しから家族かぞくで訪おとずれたという70代だいの男性だんせいは「仙台せんだいの初はつ売うりは朝あさから大変たいへんなにぎわいで元気げんきが出でます。この茶ちゃ箱ばこのように福ふくがたくさん詰つまった１いち年ねんを過すごし、長生ながいきしたいと思おもいます」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース