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相次あいつ災害さいがい災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょり 620おくえんちょう見込みこ

2020-01-13 07:26:35

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今年度こんねんどりょうもと年度ねんど)、災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょりかかる費用ひようくに補助ほじょきんだけで620おくえんえる見込みことなりました。甚大じんだい被害ひがい台風たいふう19ごうなど各地かくち災害さいがい相次あいついだことから、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのぞいて、この10ねん番目ばんめおおくなります。
災害さいがい使つかえなくなったかわら家具かぐなどの災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょりや、被災ひさいした家屋かおく解体かいたいかかる費用ひようは、原則げんそくとして半分はんぶんくに自治体じちたい補助ほじょしています。

環境省かんきょうしょう毎年まいとしおくえん当初とうしょ予算よさん計上けいじょうしていますが、台風たいふう豪雨ごううなど災害さいがい相次あいつぎ、当初とうしょ予算よさん対応たいおうしきれないとしつづいています。

今年度こんねんど8月はちがつ九州きゅうしゅう北部ほくぶ大雨おおあめや、千葉ちばけんだい規模きぼ停電ていでん発生はっせいした台風たいふう15ごう、それに各地かくちかわ氾濫はんらん土砂どしゃ災害さいがい引き起ひきおこした台風たいふう19ごうなど甚大じんだい被害ひがいたことから、補正ほせい予算よさん予備よびてて、くに補助ほじょきんだけでおよそ624おくえんのぼ見込みことなっています。

これは、復興ふっこう特別とくべつ会計かいけい対応たいおうした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのぞき、熊本くまもと地震じしんなどきた平成へいせい28年度ねんどいでこの10ねん番目ばんめおおということです。

小泉こいずみ環境かんきょう大臣だいじんは、10にち閣議かくぎ会見かいけんで「台風たいふう19ごう災害さいがい廃棄はいきぶつはいまだに生活せいかつけんから撤去てっきょできていない地域ちいきあるほか最終さいしゅう処理しょりについては今後こんごすうねんかかる地域ちいきもあるので、最後さいごまでしっかり取り組とりくんでいきたい。毎年まいとし台風たいふう規模きぼ拡大かくだいし、被害ひがいおおきくなっている。気候きこう変動へんどう防災ぼうさいけてかんがえる時代じだいではなくなっており、対策たいさくすすめていきたい」とべました。

この10ねん災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょり予算よさん

災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょり当初とうしょ予算よさん対応たいおうしきれなくなる事態じたいは、この10ねんちかつづいています。

環境省かんきょうしょう豪雨ごうう台風たいふう頻度ひんどえ、被害ひがい広範囲こうはんいおよ傾向けいこうあることが要因よういんだとみています。

環境省かんきょうしょうによりますと、災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょりかかる費用ひよう自治体じちたいへの補助ほじょきん予算よさんは、平成へいせい22年度ねんどおくえん補正ほせい予算よさんまずに対応たいおうできました。

平成へいせい23年度ねんどから25年度ねんどは、復興ふっこう特別とくべつ会計かいけい対応たいおうした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのぞいて20おくえん前後ぜんご推移すいい

平成へいせい26年度ねんどと27年度ねんど気象庁きしょうちょうが「平成へいせい26ねん8月はちがつ豪雨ごうう」、「平成へいせい27ねん9月くがつ関東かんとう東北とうほく豪雨ごうう」と名付なづける水害すいがいき、40おくえんあまから50おくえんあまりとなります。

平成へいせい28年度ねんどには、熊本くまもと地震じしんほか8月はちがつ台風たいふう10ごう北海道ほっかいどう岩手いわてけんなどおおきな被害ひがいて、およそ728おくえんたっしました。

29年度ねんどは、九州きゅうしゅう北部ほくぶ豪雨ごううなどで66おくえんあま昨年度さくねんど(30年度ねんど)は大阪おおさか北部ほくぶ地震じしん震度しんどななれを観測かんそくした北海道ほっかいどう地震じしんほか西日本にしにほん豪雨ごうう台風たいふう21ごうなど災害さいがい相次あいつぎ、およそ358おくえんのぼっています。

今年度こんねんど予算よさん昨年度さくねんど上回うわまわり、この10ねん番目ばんめおおくなる見込みこです。

台風たいふう15ごうと19ごう災害さいがい廃棄はいきぶつ処理しょり状況じょうきょう

環境省かんきょうしょうによりますと、今年度こんねんどきた災害さいがいうち台風たいふう15ごうと19ごうでは、17の都府県とふけん災害さいがい廃棄はいきぶつ発生はっせいしていて、集計しゅうけいできているだけで180まんトンえています。

処理しょりをできるだけすみやかにすすめるため環境省かんきょうしょうは、被災ひさいからはなれたほか自治体じちたい協力きょうりょく要請ようせい広域こういき処理しょりすすめています。

たとえば宮城みやぎけん丸森まるもりまち災害さいがい廃棄はいきぶつ横浜よこはま受け入うけいれることになり、鉄道てつどう輸送ゆそうされて処理しょりおこなわれています。

茨城いばらきけん常陸ひたち大宮おおみやからは和歌山わかやまけんまでふねはこんで処理しょりしているほか氾濫はんらんした長野ながのけん千曲川ちくまがわ流域りゅういき災害さいがい廃棄はいきぶつは、富山とやま三重みえけんなど受け入うけいれています。

台風たいふう19ごうなど災害さいがい廃棄はいきぶつは、住宅じゅうたく学校がっこうちかなど生活せいかつ身近みぢか場所ばしょあるかり置き場おきばからはほとんど撤去てっきょされましたが、焼却しょうきゃく埋め立うめたての最終さいしゅう処理しょり終了しゅうりょうするまでには、まだ時間じかんがかかります。

もっとながくかかる見込みこんでいる長野ながのけんでは、完了かんりょう時期じき被災ひさいからおよそねん来年らいねん9月くがつとしています。
ソース:NHK ニュース