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バドミントン 桃田賢斗選手 あす帰国へ 現地の医師が許可
2020-01-14 06:12:15

マレーシアで交通事故に遭い入院しているバドミントンの桃田賢斗選手について日本バドミントン協会は、現地の医師の許可がおりたとして、15日帰国すると発表しました。
桃田選手はマレーシアで開かれていた国際大会を終えて13日朝、空港に向かう途中、乗っていた車が高速道路でトラックに追突し、車の運転手が死亡しました。
桃田選手と、同行していた日本人スタッフ2人、それにイギリス人1人の合わせて4人はけがをして現地の病院に入院し、桃田選手は全身のMRIなどの検査を受けていました。

桃田選手と、同行していた日本人スタッフ2人、それにイギリス人1人の合わせて4人はけがをして現地の病院に入院し、桃田選手は全身のMRIなどの検査を受けていました。

日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は14日午後、都内で取材に応じ、桃田選手の診断結果について「鼻やあごの骨折という報道もあったが骨折はなく、顔の裂傷と全身打撲という診断を受けている」と話しました。
そのうえで、現地の医師の許可がおりたとして桃田選手など3人について15日の便で帰国すると発表しました。
銭谷専務理事は「大きな事故でドライバーが亡くなったことはとても残念だが、4人の命に別状がなかったことは正直奇跡だと思っている」と話しました。
そのうえで「日本に帰国して痛みが出たりすることもあるので、帰国後もう一度病院で精密検査を受けさせたい。精神的な部分で動揺もあると思うので、サポートしながら、どのように練習を再開させていくか考えたい。所属やコーチと相談しながら3月の全英オープンを復帰のターゲットにしたい」と話しました。
そのうえで、現地の医師の許可がおりたとして桃田選手など3人について15日の便で帰国すると発表しました。
銭谷専務理事は「大きな事故でドライバーが亡くなったことはとても残念だが、4人の命に別状がなかったことは正直奇跡だと思っている」と話しました。
そのうえで「日本に帰国して痛みが出たりすることもあるので、帰国後もう一度病院で精密検査を受けさせたい。精神的な部分で動揺もあると思うので、サポートしながら、どのように練習を再開させていくか考えたい。所属やコーチと相談しながら3月の全英オープンを復帰のターゲットにしたい」と話しました。
ヘッドコーチ「体と心が安定すれば3月全英オープン目標に準備」
15日帰国することになった桃田賢斗選手について、現地で対応していたバドミントン日本代表のパク・ジュボンヘッドコーチはコメントを発表しました。
このなかでパクヘッドコーチは、桃田選手がマレーシアでの大会のあと出場予定だったインドネシアの大会について疲労を理由に欠場することになり帰国の途中に事故にあったことを明らかにしました。
そのうえで「あまりにも大きな不慮の事故が起きてしまった。私たち自身はもちろん、本人の心と体が傷つくようなことが起きてしまい残念だ。ドライバーの方が亡くなったことは非常に残念だが、大きな事故に巻き込まれながら今回のけがで済んだことは不幸中の幸いだった」とコメントしました。
そして今後については「まずはけがの回復と事故の後遺症に対する心理的な治療に集中していきたい。治療の経過を見ていくことが前提ではあるが、体と心が安定すれば、8週間後の3月に行われる全英オープンを目標に準備をしていく予定だ」と復帰に向けた考えを明らかにしました。
このなかでパクヘッドコーチは、桃田選手がマレーシアでの大会のあと出場予定だったインドネシアの大会について疲労を理由に欠場することになり帰国の途中に事故にあったことを明らかにしました。
そのうえで「あまりにも大きな不慮の事故が起きてしまった。私たち自身はもちろん、本人の心と体が傷つくようなことが起きてしまい残念だ。ドライバーの方が亡くなったことは非常に残念だが、大きな事故に巻き込まれながら今回のけがで済んだことは不幸中の幸いだった」とコメントしました。
そして今後については「まずはけがの回復と事故の後遺症に対する心理的な治療に集中していきたい。治療の経過を見ていくことが前提ではあるが、体と心が安定すれば、8週間後の3月に行われる全英オープンを目標に準備をしていく予定だ」と復帰に向けた考えを明らかにしました。
ソース:NHK ニュース