天皇てんのうご一家いっか 令りょう和わ初はつの大だい相撲すもう観戦かんせん

天皇てんのうご一家いっかは25日にち、令りょう和わになって初はじめて東京とうきょうの国技こくぎ館かんで大だい相撲すもうを観戦かんせんされました。

天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかと愛子あいこさまは午後ごご５ご時じ前まえ、初はつ場所ばしょが開ひらかれている東京とうきょう・両国りょうこくの国技こくぎ館かんに到着とうちゃくし、日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの八角はっかく理事りじ長ちょうや親方おやかたたちの出迎でむかえを受うけられました。

会場かいじょうに入はいると客席きゃくせきからは大おおきな拍手はくしゅとともに歓声かんせいが上あがり、ご一家いっかは笑顔えがおで手てを振ふってこたえられました。

このあと、ご一家いっかは八角はっかく理事りじ長ちょうから説明せつめいを受うけながら中入なかいり後ごの取り組とりくみのうち後半こうはんの９きゅう番ばんをご覧ごらんになりました。

両りょう陛下へいかが国技こくぎ館かんで大だい相撲すもうを観戦かんせんされるのは平成へいせい29年ねん５月ごがつ以来いらいで、天皇てんのう陛下へいかの即位そくい後ご初はじめてです。

また、愛子あいこさまは平成へいせい19年ねん９月くがつ、５ご歳さいの時ときに両りょう陛下へいかとともに観戦かんせんされて以来いらい、３さん回かい目めです。

幼おさないころから相撲すもうに関心かんしんを寄よせている愛子あいこさまは身みを乗り出のりだすようにして結むすびの一番いちばんを見守みまもり、松まつ鳳おおとり山さんが寄り倒よりたおしで豪ごう栄さかえ道どうとの熱戦ねっせんを制せいすと、両りょう陛下へいかとともに大おおきな拍手はくしゅを送おくられていました。

八角はっかく理事りじ長ちょうによりますと、両りょう陛下へいかは「いい相撲すもうが多おおかったですね」とか「当あたり合あいがすごいですね」などと取り組とりくみの感想かんそうを述のべられ、愛子あいこさまは「土俵どひょうの高たかさは何なんセンチですか」と尋たずねられたということです。

八角はっかく理事りじ長ちょう「本当ほんとうにありがたく光栄こうえい」

天皇てんのうご一家いっかが大だい相撲すもうを観戦かんせんされたことについて日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの八角はっかく理事りじ長ちょうは、「本当ほんとうにありがたいです。相撲すもう協会きょうかい全員ぜんいんでお待おまちしていたので令りょう和わ最初さいしょに観戦かんせんしていただき光栄こうえいです。きょうは、力士りきしたちもよく残のこったし、よく攻せめたしいい相撲すもうが多おおかった。力士りきしもよくやってくれたと思おもいます」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース