ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-宣言せんげん 専門せんもん家か「封じ込ふうじこめ ＳＡＲＳより難むずかしいと見みている」

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけて、ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-＝世界せかい保健ほけん機関きかんが「国際こくさい的てきに懸念けねんされる公衆こうしゅう衛生えいせい上じょうの緊急きんきゅう事態じたい」を宣言せんげんしたことについて、ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-で感染かんせん症しょう対策たいさくを指揮しきした経験けいけんのある東北とうほく大学だいがくの押谷おすだに仁じん教授きょうじゅは「この１いち週間しゅうかんで、日本にっぽんなどでヒトからヒトに感染かんせんしたケースが複数ふくすう確認かくにんされるなど、国境こっきょうを越こえてこれからも感染かんせんが広ひろがっていくリスクが高たかいということを鑑かんがみたと思おもう」と述のべました。

そのうえで、「2003年ねんに感染かんせんが拡大かくだいしたＳＡＲＳと決定けってい的てきに異ことなるのは、軽症けいしょうや、症状しょうじょうが出でないケースが一定いってい程度ていどあることだ。そうした人ひとたちから感染かんせんするリスクが否定ひていできず、知しらず知しらずのうちに広ひろがるおそれがあり、ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-も、封じ込ふうじこめはＳＡＲＳより難むずかしいと見みていると思おもう。今後こんごは、医療いりょう体制たいせいがぜい弱ぜいじゃくな国くにの支援しえんを含ふくめて、国際こくさい社会しゃかいが連携れんけいして対策たいさくにあたる必要ひつようがあるほか、日本にっぽんを含ふくめて、感染かんせん拡大かくだいを前提ぜんていにした医療いりょう体制たいせいの整備せいびを真剣しんけんに考かんがえる時期じきに来きている」と指摘してきしました。

ソース：NHK ニュース