Hiện Furigana
沢尻エリカ被告に懲役1年6か月求刑 女優復帰「考えてない」
2020-01-31 07:57:45

女優の沢尻エリカ被告が合成麻薬のMDMAなどを所持していた罪に問われている事件の初公判で、沢尻被告は起訴された内容を認めたうえで「女優への復帰は考えていない」と述べました。一方、検察は19歳のころから違法薬物を使い常習性があったとして、懲役1年6か月を求刑しました。
女優の沢尻エリカ被告(33)は去年11月、東京・目黒区の自宅マンションで合成麻薬のMDMAやLSDを所持していた罪に問われています。



東京地方裁判所で初公判が開かれ、沢尻被告は黒のスーツ姿で黒い髪の毛をポニーテールにして結んで法廷に入り、背筋を伸ばして証言台の前に立ちました。
はじめに名前の確認で「沢尻エリカと申します」と述べたあと、職業については「無職です」と述べました。
裁判官から起訴された内容に間違いがないか問われると、沢尻被告は「間違いありません」と述べ、認めました。
弁護士も起訴された事実について争わないとしました。
沢尻被告は落ち着いた様子で、聞かれたことに対してはっきりとした口調で答えていました。
一方、検察は冒頭陳述で、被告が19歳のころから大麻やコカインなど違法薬物を使い始め、知人から入手していたと述べました。
警察が捜索した際には沢尻被告自身が「お守り袋の中にMDMAやLSDが入っています」と述べ、捜索の結果、お守り袋とアクセサリーケース、冷蔵庫の3か所から違法薬物が見つかったと説明しました。
そして検察官が被告に対し、押収した薬物を示したうえで被告の物かを確認すると、沢尻被告は裁判官のほうを向いて「はい、間違いありません」と述べました。
弁護側の証人として法廷に立った入院先の病院の医師は、検査の結果、MDMAやLSDについては依存症ではないものの、大麻については軽い依存が見られると説明しました。
医師は「大麻については撮影の期間中は使っていないということだが、長い休みの時には使用し、少し使用量が増えることもあったようだ」と述べました。
はじめに名前の確認で「沢尻エリカと申します」と述べたあと、職業については「無職です」と述べました。
裁判官から起訴された内容に間違いがないか問われると、沢尻被告は「間違いありません」と述べ、認めました。
弁護士も起訴された事実について争わないとしました。
沢尻被告は落ち着いた様子で、聞かれたことに対してはっきりとした口調で答えていました。
一方、検察は冒頭陳述で、被告が19歳のころから大麻やコカインなど違法薬物を使い始め、知人から入手していたと述べました。
警察が捜索した際には沢尻被告自身が「お守り袋の中にMDMAやLSDが入っています」と述べ、捜索の結果、お守り袋とアクセサリーケース、冷蔵庫の3か所から違法薬物が見つかったと説明しました。
そして検察官が被告に対し、押収した薬物を示したうえで被告の物かを確認すると、沢尻被告は裁判官のほうを向いて「はい、間違いありません」と述べました。
弁護側の証人として法廷に立った入院先の病院の医師は、検査の結果、MDMAやLSDについては依存症ではないものの、大麻については軽い依存が見られると説明しました。
医師は「大麻については撮影の期間中は使っていないということだが、長い休みの時には使用し、少し使用量が増えることもあったようだ」と述べました。
沢尻被告「女優への復帰 考えていない」

このあと被告人質問で沢尻被告は「関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました。撮影の撮り直しを余儀なくされ、スタッフやキャストの皆様に大変な負担をかけました。経済的にも大きな損害を与えてしまったことを本当に申し訳なく思います」と謝罪しました。
そのうえで「女優への復帰については考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為により、多くの方を裏切り、傷つけました。その代償はあまりに大きく、復帰を語る資格は無いと思っています」と述べました。
違法薬物との関わりについては「薬物はいつでもやめられると思っていました。心配してくれる正しい意見に耳を傾けず、現実逃避した世界で偽りの友情にとらわれ、抜け出せませんでした。今後は薬物との関わりや交友関係を絶ち、病院にも定期的に通って検査を受けます」と述べました。
検察は19歳の頃から違法薬物を使い常習性があったとして、懲役1年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予の付いた判決を求めました。
裁判は31日に審理を終え、判決は2月6日に言い渡されます。
そのうえで「女優への復帰については考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為により、多くの方を裏切り、傷つけました。その代償はあまりに大きく、復帰を語る資格は無いと思っています」と述べました。
違法薬物との関わりについては「薬物はいつでもやめられると思っていました。心配してくれる正しい意見に耳を傾けず、現実逃避した世界で偽りの友情にとらわれ、抜け出せませんでした。今後は薬物との関わりや交友関係を絶ち、病院にも定期的に通って検査を受けます」と述べました。
検察は19歳の頃から違法薬物を使い常習性があったとして、懲役1年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予の付いた判決を求めました。
裁判は31日に審理を終え、判決は2月6日に言い渡されます。
ソース:NHK ニュース