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紋別市が「流氷初日」を発表 沖合に流氷を確認 北海道
2020-02-04 07:06:00

オホーツク海の沿岸にある北海道紋別市は、沖合に流氷が確認できたとして4日、「流氷初日」を発表しました。紋別市の「流氷初日」は、去年よりも9日遅いということです。

紋別市は、網走地方気象台の紋別測候所の閉鎖に伴って、2008年から独自に観測を行っていて4日、沖合に流氷があることが目視で確認できたとして、「流氷初日」を発表しました。
紋別市の「流氷初日」は、去年より9日、平年より12日遅いということです。
また、閉鎖される前の測候所での観測を含めて、過去65年の観測史上、5番目に遅い記録となりました。
NHKが紋別市に設置しているカメラでも午後1時半ごろ、海上に白い氷の塊が帯状に連なっている様子が確認できました。
紋別市国際交流課の岩本勉之主任は「ことしは流氷初日が特に遅かったので、うれしくてほっとします。最近、流氷の勢いがないのでことしこそは立派な流氷が来て、1日でも長く皆さんを楽しませてほしい」と話しています。
流氷は、オホーツク海の沿岸では斜里町や猿払村で確認されていますが、網走市では確認できておらず、網走地方気象台の「流氷初日」はまだ発表されていません。
紋別市の「流氷初日」は、去年より9日、平年より12日遅いということです。
また、閉鎖される前の測候所での観測を含めて、過去65年の観測史上、5番目に遅い記録となりました。
NHKが紋別市に設置しているカメラでも午後1時半ごろ、海上に白い氷の塊が帯状に連なっている様子が確認できました。
紋別市国際交流課の岩本勉之主任は「ことしは流氷初日が特に遅かったので、うれしくてほっとします。最近、流氷の勢いがないのでことしこそは立派な流氷が来て、1日でも長く皆さんを楽しませてほしい」と話しています。
流氷は、オホーツク海の沿岸では斜里町や猿払村で確認されていますが、網走市では確認できておらず、網走地方気象台の「流氷初日」はまだ発表されていません。
流氷初日 過去5番目に遅く
紋別市によりますと、過去最も流氷初日が遅かったのは1989年の2月14日でした。
次いで、1993年の2月8日。
1996年の2月7日。
2009年の2月5日です。
ことしの観測は2月4日と、過去5番目に遅くなりました。
次いで、1993年の2月8日。
1996年の2月7日。
2009年の2月5日です。
ことしの観測は2月4日と、過去5番目に遅くなりました。
90人の観光客乗せ
「流氷初日」となった北海道の紋別市では4日、流氷観光船「ガリンコ号」が今シーズン初めて流氷の中を航行し、観光客が雄大な景色を楽しみました。
およそ90人の観光客を乗せた「ガリンコ号」は4日午後、紋別港を出発しました。
7キロほど進むと一面に流氷が広がっていて、大きいものでは幅およそ4メートル、厚さ30センチほどの流氷もありました。
先端にドリルのついたガリンコ号は流氷の中を進み、観光客は写真に撮るなどして雄大な景色を楽しんでいました。
姉妹で観光に訪れた20代の女性は「流氷を見てみたいと思って東京から来ました。きょうはばっちりと見ることができました。東京では見られないアザラシやオオワシを見ることができたのも、よかったです」と話していました。
およそ90人の観光客を乗せた「ガリンコ号」は4日午後、紋別港を出発しました。
7キロほど進むと一面に流氷が広がっていて、大きいものでは幅およそ4メートル、厚さ30センチほどの流氷もありました。
先端にドリルのついたガリンコ号は流氷の中を進み、観光客は写真に撮るなどして雄大な景色を楽しんでいました。
姉妹で観光に訪れた20代の女性は「流氷を見てみたいと思って東京から来ました。きょうはばっちりと見ることができました。東京では見られないアザラシやオオワシを見ることができたのも、よかったです」と話していました。
ソース:NHK ニュース