「反はんスパイ法ほう“あいまい”減へらすべき」中国重要会議ちゅうごくじゅうようかいぎの委員いいんの大学教授だいがくきょうじゅが提案ていあん

　中国ちゅうごく・北京ぺきんで開ひらかれている重要会議じゅうようかいぎの委員いいんが「反はんスパイ法ほう」に関かんして、内容ないようを細こまかく定さだめた実施細則じっしさいそくを制定せいていすべきだと提案ていあんしたことが分わかりました。

　中国ちゅうごくで国政こくせいに助言じょげんする機関きかん、全国政治協商会議ぜんこくせいじきょうしょうかいぎの常務委員じょうむいいん、北京大学ぺきんだいがくの賈慶国教授かけいこくきょうじゅは、「外国学生がいこくがくせいをさらに中国ちゅうごくに呼よび学習がくしゅうしてもらう」ための提案ていあんを発表はっぴょうしました。

　賈教授かきょうじゅは、中国ちゅうごくに来くるアメリカの留学生りゅうがくせいが10年前ねんまえの1万まん5000人にんから2023年ねんは350人にんにまで減へった例れいを挙あげ、その理由りゆうの一ひとつに、反はんスパイ法ほうの規定きていが曖昧あいまい（あいまい）な点てんなどを挙あげています。

　そのうえで、実施細則じっしさいそくを定さだめて法律ほうりつの曖昧あいまいな部分ぶぶんを減へらすべきだと提案ていあんしています。

　賈教授かきょうじゅは他ほかにも、外国がいこくのインターネットにつながりやすくしたり、身分証みぶんしょうの認証にんしょうを簡素化かんそかするなどして、外国人留学生がいこくじんりゅうがくせいを増ふやすべきだとしています。

ソース：NHK ニュース