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民間小型ロケットの爆発 消防など機体の破片などを調査 和歌山
2024-03-14 04:09:40

13日、和歌山県で打ち上げの直後に爆発した、東京のベンチャー企業が開発した小型ロケットについて、消防などが14日朝から発射場の敷地内に入り、飛び散った機体の破片や焼けた範囲などを調べています。
大手の精密機器メーカーや建設会社などが出資する東京のベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス」の初号機は、13日午前11時すぎ和歌山県串本町のロケット発射場から打ち上げられましたがおよそ5秒後に爆発し、打ち上げは失敗しました。
爆発によって発射場の周辺には、機体の破片などが散らばり、周辺では炎が上がって一部の木が燃え、火はおよそ3時間後に消し止められました。
14日朝から、消防などが企業とともに発射場の敷地内に入り、飛び散った破片や焼けた範囲などを調べています。
企業によりますと、ロケットの1段目が燃焼している間に機体に備えられた飛行を中断するための装置が作動し、機体の破壊に至ったいうことで、飛行経路や機器に何らかのトラブルが起きたか、装置が誤作動した可能性もあるということです。
企業は、発射場の敷地内に落下した機体の破片を回収して当時の状況を詳しく調べるとともに、飛行データを分析して原因を究明することにしています。
ソース:NHK ニュース