高校野球 日本航空石川と常総学院 再順延の初戦に備えて調整
2024-03-24 03:53:40

日本航空石川 体のキレ維持するための練習
大会6日目は23日に続き天候不良のため中止となり、1回戦最後の試合、日本航空高校石川と茨城の常総学院の対戦は25日に再度順延されました。
日本航空石川は、試合の準備を甲子園球場で進めていた際に中止の連絡を受けたということで、室内練習場で24日午前7時半からおよそ1時間半、バッティング練習などで調整しました。
選手たちは、25日の試合に備えて体幹のトレーニングやダッシュなど体のキレを維持するための練習も行っていました。
エースの蜂谷逞生投手は「また雨と聞き、集中していたので残念でした。監督からは気持ちを切らさず、短い練習時間でも体のキレを出せるようにと言われました」と話していました。
中村隆監督は「中止が決まった際、選手たちには早くやりたいなという雰囲気はあった。よい状態は続いているので、早く試合をさせてあげたい」と話していました。
常総学院 守備練習を優先
常総学院の選手たちは午前7時半からおよそ1時間半、甲子園球場の室内練習場で調整を行いました。
2日続けてグラウンドで練習ができていないことから、守備練習を優先して行ったということで、選手たちはゴロの処理の動きなどを確かめていました。
ブルペンでは、投手陣がキャッチャーを座らせて投げ込み、最速149キロのエース、小林芯汰投手は、相手の打者を想定して変化球を含む40球余りを投げて25日の試合に備えました。
小林投手は「大会に向けて調整してきた分、日程がずれて不安な気持ちもありますが、自分の役目はいいピッチングをすることだけです。正々堂々と戦ってしっかり勝ちたいです」と話していました。
島田直也監督は、「2日連続で試合が流れて、非常に残念ではあるが、いい経験になった。投手陣の起用については今後考えていく必要があるが、とにかく取り組んできたことをあすの試合で発揮したい」と話していました。