４０歳さいでフィギュア世界選手権せかいせんしゅけんペア優勝ゆうしょう、「最高齢さいこうれい」女性選手じょせいせんしゅが伝つたえたいこと

度重どおもなるけがに苦くるしみ、フィギュアスケートという競技きょうぎの過酷かこくさに燃もえ尽つきたディアナ・ステラートデュデクは、２００１年ねんに引退いんたいしました。現在活躍げんざいかつやくするエリート選手せんしゅの多おおくは、まだ生うまれてさえいませんでした。

４０歳さいになったそのステラートデュデクが、不可能ふかのうを可能かのうにしました。カナダのマキシム・デシャンと組くんだフィギュア世界選手権せかいせんしゅけんペアで、自分じぶんの年齢ねんれいの半分はんぶんにも満みたない選手せんしゅたちを制せいし、史上最高齢しじょうさいこうれいで優勝ゆうしょうを果はたしました。

フィギュアスケートのペアは、女性じょせいがパートナーの頭上ずじょうに片手かたてで持もち上あげられ、宙高ちゅうだかく放ほうり投なげられます。しかも何度なんどもスピンしながら。

ステラートデュデクは、自身じしんの歴史的勝利れきしてきしょうりについて、スケートに限かぎらず目標もくひょうを追おい求もとめて達成たっせいするには遅おそすぎると思おもっている人ひとたちを勇気ゆうきづけたいと語かたりました。

ソース：NHK ニュース