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小学校で体罰の教師 5年前にも懲戒処分 愛知 豊橋
2017-11-09 08:49:23
愛知県豊橋市の小学校で、40代の男性教諭が担任をつとめる2年生のクラスの児童5人に対し頭をつかんで黒板にたたきつけるなどの体罰をしていたことがわかりました。この教諭は、5年前にも別の小学校で児童に体罰をしたとして懲戒処分を受けていました。
豊橋市教育委員会によりますと豊橋市立岩西小学校の2年生の担任をつとめる40代の男性教諭は、先月、授業中に、女子児童の頭をつかんで複数回、黒板にたたきつける体罰を行ったほか、ことし7月から先月にかけ、4人の男子児童に対し、定規で叩いたり、顔をつねったりする体罰も繰り返していたということです。このうち女子児童は不登校になっているということです。
先月30日、保護者からの連絡で発覚し、男性教諭は、教育委員会の聞き取りに対して「なぜ教えたとおりにできないのか、頭に血が上り、感情をコントロールできなかった。児童には申し訳ないことをした」と話しているということです。
市の教育委員会は9日、記者会見し、この男性教諭は5年前にも、別の小学校で児童の手をシャープペンシルで突く体罰を加えたとして、県の教育委員会から戒告の懲戒処分を受けていたことを明らかにしました。しかし、当時「指導力に問題のある教諭」と判断されなかったため、今回の小学校に移って授業を行っていたということです。
豊橋市教育委員会の木下智弘学校教育課長は「子どもの心を傷つける言語道断の行為だ。被害にあわれた児童をはじめ教育の信頼を裏切ることになり申し訳ありませんでした」と話しています。
先月30日、保護者からの連絡で発覚し、男性教諭は、教育委員会の聞き取りに対して「なぜ教えたとおりにできないのか、頭に血が上り、感情をコントロールできなかった。児童には申し訳ないことをした」と話しているということです。
市の教育委員会は9日、記者会見し、この男性教諭は5年前にも、別の小学校で児童の手をシャープペンシルで突く体罰を加えたとして、県の教育委員会から戒告の懲戒処分を受けていたことを明らかにしました。しかし、当時「指導力に問題のある教諭」と判断されなかったため、今回の小学校に移って授業を行っていたということです。
豊橋市教育委員会の木下智弘学校教育課長は「子どもの心を傷つける言語道断の行為だ。被害にあわれた児童をはじめ教育の信頼を裏切ることになり申し訳ありませんでした」と話しています。
豊橋市教育委員会によりますと、今回の問題を受けて、この小学校では9日朝、全校集会が開かれ、鈴木宏道校長が児童に対し、「先生が、行き過ぎた大変悪い指導をして子どもたちに悲しい思いをさせ申し訳ありませんでした。これからは明るい小学校にしていきましょう」と話したということです。
また小学校では10日午後7時から保護者向けに説明会を開き、今回の経緯について説明するということです。
一方、市の教育委員会は9日、市内の小学校の校長を集めた臨時の校長会議を開き、暴言や体罰などがないよう指導することを確認したということです。
また小学校では10日午後7時から保護者向けに説明会を開き、今回の経緯について説明するということです。
一方、市の教育委員会は9日、市内の小学校の校長を集めた臨時の校長会議を開き、暴言や体罰などがないよう指導することを確認したということです。
専門家は
ソース:NHK ニュース