米べい5月がつの消費者物価しょうひしゃぶっか　11カ月連続げつれんぞくで伸のび鈍化どんか　物価伸ぶっかしんび率りつは落おち着つくも人手不足続ひとでぶそくつづく

　アメリカの5月がつの消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすうは前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて4.0％上昇じょうしょうし、伸のび率りつは011カ月連続げつれんぞくで縮小しゅくしょうしました。

　アメリカ労働省ろうどうしょうが13日にちに発表はっぴょうした5月がつの消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすうは、前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて4％上昇じょうしょうしました。

　伸のび率りつは4月がつの4.9％よりも鈍化どんかし、去年きょねん6月がつの9.1％をピークに11カ月連続げつれんぞくで縮小しゅくしょうしています。

　内訳うちわけを見みると食品しょくひんが6.7％、家賃やちんなど住居費じゅうきょひが8％上昇じょうしょうした一方いっぽうで、ガソリンは19.7％下落げらくしました。

　物価ぶっかの伸のび率りつに落おち着つきがみられる一方いっぽう、物価上昇ぶっかじょうしょうの要因よういんとなってきたアメリカの人手不足ひとでぶそくは続つづいていて、賃上ちんあげ圧力あつりょくを背景はいけいとするインフレ圧力あつりょくはいまだ根強ねづよいままです。

　アメリカの中央銀行ちゅうおうぎんこうにあたるFRB（連邦準備制度理事会れんぽうじゅんびせいどりじかい）は13日にちと14日じゅうよっかの会合かいごうで物価ぶっかや雇用こようの状況じょうきょうを慎重しんちょうに見極みきわめたうえで、去年きょねん3月がつから続つづけてきた利上りあげをいったん、停止ていしする判断はんだんをするかが焦点しょうてんになります。

ソース：NHK ニュース