サッカーの米国対べいこくたいメキシコ戦せんが大荒おおあれ、同性愛嫌悪どうせいあいけんおのチャントによりアディショナルタイム途中とちゅうで終了しゅうりょう

米べいラスベガスで開催かいさいされた北中米きたなかまいカリブ海かいサッカー連盟れんめい（ＣＯＮＣＡＣＡＦ）ネーションズリーグ準決勝じゅんけっしょう、米国代表対べいこくだいひょうたいメキシコ代表だいひょうの試合しあいは、米国べいこくが主導権しゅどうけんを握にぎり３－０で勝利しょうりしました。しかし試合中しあいちゅうは危険きけんなタックルや小競こぜり合あい、客席きゃくせきからの差別的さべつてきなチャント（サポーターによる歌うた）などが発生はっせいしました。審判しんぱんがアディショナルタイムを途中とちゅうで切きり上あげて試合しあいを終おわらせる後味あとあじの悪わるい結末けつまつとなりました。

１５日にちに行おこなわれた試合しあいは１３枚まいのカードが飛とび出だす乱戦らんせんとなり、両りょうチーム２選手せんしゅずつが退場処分たいじょうしょぶんを受うけました。選手同士せんしゅどうしの激はげしいぶつかり合あいの中なかでユニフォームが破やぶれる一幕ひとまくもありました。

９０分ぶんを迎むかえたところで審判しんぱんは試合しあいを一時停止いちじていしした。客席きゃくせきから同性愛嫌悪どうせいあいけんおのチャントが発はっせられたためです。アディショナルタイムは１２分間ふんかんありましたが、結局審判けっきょくしんぱんは試合しあいを４分前後早ふんぜんごはやく終了しゅうりょうさせました。この時ときも客席きゃくせきでは差別的さべつてきなチャントが歌うたわれていました。

ソース：NHK ニュース