6月20日は国連が決めた「世界難民の日」です。国連のUNHCRとユニクロの会社は、世界の難民が働いて、自分で生活ができるように助けたいと考えています。
20日から東京の渋谷などにあるユニクロの23の店で、アフリカの南スーダンの難民が作った物を売り始めました。売っているのは、鍵などにつけるキーチェーンと腕につけるブレスレットです。どちらも南スーダンで昔から続いているビーズを使った技術で作りました。
南スーダンは2011年にスーダンから独立しました。しかし、国の中で戦いが何度も起こって、今も大勢の難民が周りの国などに逃げて生活しています。
UNHCRの人は「難民の人たちの作品を売ることで、皆さんに難民の問題を知ってほしいです」と話しています。