市川いちかわ猿之助えんのすけ容疑ようぎ者しゃ “後始末あとしまつは自分じぶんが行おこなうことになった”

都内とないの自宅じたくで倒たおれているのが見みつかり死亡しぼうが確認かくにんされた両親りょうしんのうち、母親ははおやの自殺じさつを手助てだすけしたとして逮捕たいほされた歌舞伎かぶき俳優はいゆうの市川いちかわ猿之助えんのすけ容疑ようぎ者しゃが、逮捕たいほ前まえの事情じじょう聴取ちょうしゅに対にたいし、「後始末あとしまつは自分じぶんが行おこなうことになった」と説明せつめいしていたことが、捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。

警視庁けいしちょうは、両親りょうしんが飲のんだ薬くすりの袋ふくろなどが見みつかっていないことから、容疑ようぎ者しゃ自身じしんが処分しょぶんしたとみて詳くわしいいきさつを調しらべています。

歌舞伎かぶき俳優はいゆうの市川いちかわ猿之助えんのすけ、本名ほんみょう・喜き熨斗のし孝彦たかひこ容疑ようぎ者しゃ（47）は先月せんげつ、東京とうきょう・目黒めぐろ区くの自宅じたくで倒たおれているのが見みつかり死亡しぼうが確認かくにんされた両親りょうしんのうち、75歳さいの母親ははおやに睡眠すいみん導入どうにゅう剤ざいを服用ふくようさせ自殺じさつを手助てだすけしたとして、27日にち、自殺じさつほう助ほうじょの疑うたがいで逮捕たいほされました。

警視庁けいしちょうの調しらべに対にたいし「私わたしも両親りょうしんの後のちを追おって自殺じさつするつもりでした」と供述きょうじゅつし、容疑ようぎを認みとめているということです。

猿之助えんのすけ容疑ようぎ者しゃは逮捕たいほ前まえの事情じじょう聴取ちょうしゅに対にたいし、発生はっせい当日とうじつに一部いちぶ週刊しゅうかん誌しで自身じしんのスキャンダルが報ほうじられたことに触ふれ、「週刊しゅうかん誌し報道ほうどうをきっかけに家族かぞくで話し合はなしあい、みんなでさよならすることにした」と話はなしていたことが分わかっていますが、この際さい「後始末あとしまつは自分じぶんが行おこなうことになった」という説明せつめいをしていたことが、捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。

現場げんばからは両親りょうしんが飲のんだとされる薬くすりの袋ふくろなどが見みつかっておらず、警視庁けいしちょうは容疑ようぎ者しゃ自身じしんが処分しょぶんしたとみて捜査そうさするとともに、心中しんじゅうを図はかろうとするなかでこうした行動こうどうを取とった詳くわしいいきさつを調しらべています。

ソース：NHK ニュース