29日午前、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンションの敷地内で、このマンションに住む、大学1年生の冨永紗菜さん(18)が包丁で刺されて殺害されました。
警察は、自首してきた自称・会社員で横浜市鶴見区に住む、伊藤龍稀容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕しました。
2人は交際歴があり「交際相手とけんかをしている」などという通報はおととしから今月にかけて冨永さん本人や第三者からあわせて4回、警察に寄せられていました。
このうち、3回目に当たる去年12月の通報は、容疑者の自宅の近くに住む人から「男女の言い争う声が聞こえる」という内容で、警察によりますと、このとき冨永さんは「別れ話をしていたら『殺す』と言われた。首を絞められた」などと駆けつけた警察官に話していたということです。
その後、警察が電話で連絡をしたところ「あのあと、仲直りした。トラブルがないように関係を続けたい」と話したということです。
警察は2人の交際時の状況について詳しく調べています。
Hiện Furigana
横浜 女子大学生刺殺事件“別れ話したら「殺す」と言われた”
2023-06-30 03:38:24

29日、横浜市鶴見区で18歳の女子大学生が自宅マンションの敷地内で殺害された事件で、逮捕された元交際相手の男について女子大学生が、以前「別れ話をしていたら『殺す』と言われた。首を絞められた」と警察に話していたことがわかりました。
冨永さんの友人にSNSでメッセージ
冨永さんの友人は、29日事件が起きる直前にSNSでメッセージを受け取っていました。
「朝起きたら、自宅につきあっていた元彼がいた。『合鍵』を使って入ってきた。話し合って帰ってもらった」といった内容で、返信はその後、途絶えました。
また、事件が起きる前の日には、アルバイト先に突然やってきたため、冨永さんの親を交えて話し合ったことも打ち明けられていたということです。
友人は、冨永さんがこの「元彼」と、以前働いていた飲食店で知り合い、交際することになったものの暴力を受けて別れたことも聞いていました。
友人は「交際していた相手の名前は聞いていませんでした。逮捕された男だとしたら、許せません」と話していました。
「朝起きたら、自宅につきあっていた元彼がいた。『合鍵』を使って入ってきた。話し合って帰ってもらった」といった内容で、返信はその後、途絶えました。
また、事件が起きる前の日には、アルバイト先に突然やってきたため、冨永さんの親を交えて話し合ったことも打ち明けられていたということです。
友人は、冨永さんがこの「元彼」と、以前働いていた飲食店で知り合い、交際することになったものの暴力を受けて別れたことも聞いていました。
友人は「交際していた相手の名前は聞いていませんでした。逮捕された男だとしたら、許せません」と話していました。
事件直前「黒い服を着た男性が立っていた」
冨永さんと同じマンションに住む80代の女性によりますと、29日午前10時ごろ、娘が冨永さん宅の玄関近くの階段で、黒い服を着た男性が立っていたのを見たということです。
事件はその直後に起きていて、女性は「マンションはオートロックで住民以外は入れないはず。待ち伏せしていたと思うと、すごく怖いです」と話していました。
事件はその直後に起きていて、女性は「マンションはオートロックで住民以外は入れないはず。待ち伏せしていたと思うと、すごく怖いです」と話していました。
ソース:NHK ニュース