Hiện Furigana
山口や九州北部で記録的大雨 夕方にかけ線状降水帯発生おそれ
2023-07-01 00:05:16

活発な前線の影響で西日本と東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、山口県や九州北部では記録的な大雨となっています。
九州と山口県では夕方にかけて発達した雨雲が流れ込み、線状降水帯が発生するおそれがあるほか、西日本と東日本の広い範囲で大雨となる見込みで、引き続き土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
九州と山口県では夕方にかけて発達した雨雲が流れ込み、線状降水帯が発生するおそれがあるほか、西日本と東日本の広い範囲で大雨となる見込みで、引き続き土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。

気象庁によりますと、南下する前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。
山口県下関市と美祢市、福岡県築上町では30日夜遅くから1日未明にかけて雨雲が急激に発達して、1時間におよそ100ミリの猛烈な雨がふったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。

また、山口県では未明に発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生しました。
この時間は発達した雨雲が九州南部や四国、東海や北陸にも流れ込んでいて、午前8時までの1時間には
▽浜松市で43ミリの激しい雨が降りました。
この時間は発達した雨雲が九州南部や四国、東海や北陸にも流れ込んでいて、午前8時までの1時間には
▽浜松市で43ミリの激しい雨が降りました。

午前8時までの48時間の雨量は
▽大分県由布市で427ミリ、
▽山口市で331ミリ、
▽松山市で255.5ミリと
いずれも2日で平年の7月1か月分を超えるか、それに匹敵する記録的な大雨となっています
▽大分県由布市で427ミリ、
▽山口市で331ミリ、
▽松山市で255.5ミリと
いずれも2日で平年の7月1か月分を超えるか、それに匹敵する記録的な大雨となっています

山口県ではすでに一部の川で氾濫が発生しているほか、流域で降った雨が時間差で集まり、雨が弱まったあとも水位の高い状態が続いている川があります。
これまでの雨で大分県、福岡県、山口県、石川県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
また、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、山口県、愛媛県、石川県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
これまでの雨で大分県、福岡県、山口県、石川県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
また、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、山口県、愛媛県、石川県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
「線状降水帯」発生で災害の危険度高まるおそれ

1日は西日本から東日本の広い範囲で大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、雷を伴って非常に激しい雨が降り、九州では局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。
九州北部と九州南部、それに山口県では1日の日中は、積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
2日の朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽九州北部と九州南部で200ミリ、
▽東海で180ミリ、
▽近畿で150ミリ、
▽四国と関東甲信で120ミリ、
▽北陸で100ミリ、
▽中国地方で60ミリと予想されています。
さらに3日朝までの24時間には
▽九州北部と南部で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
雨が止んだあとに、土砂災害が起きたり川の水位が上昇して氾濫したりしたこともあります。
明るくなっても増水した川や山の斜面などには絶対に近づかず、自治体の避難情報などを確認し安全を確保し続けてください。
九州北部と九州南部、それに山口県では1日の日中は、積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
2日の朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽九州北部と九州南部で200ミリ、
▽東海で180ミリ、
▽近畿で150ミリ、
▽四国と関東甲信で120ミリ、
▽北陸で100ミリ、
▽中国地方で60ミリと予想されています。
さらに3日朝までの24時間には
▽九州北部と南部で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
雨が止んだあとに、土砂災害が起きたり川の水位が上昇して氾濫したりしたこともあります。
明るくなっても増水した川や山の斜面などには絶対に近づかず、自治体の避難情報などを確認し安全を確保し続けてください。
ソース:NHK ニュース