国連こくれんシンポジウム開催かいさい　拉致被害者家族らちひがいしゃかぞくが訴うったえ

　北朝鮮きたちょうせんによる拉致問題らちもんだいの解決かいけつに向むかいけた国連こくれんのシンポジウムがオンラインで開ひらかれ、拉致被害者らちひがいしゃの家族かぞくが被害者ひがいしゃの一刻いっこくも早はやい帰国きこくを訴うったえました。

　横田よこためぐみさんの弟おとうと・横田拓也よこたたくやさん：「親世代しんせだいが存命ぞんめい・健在けんざいなうちに再会さいかいが果はたされない限かぎり、この問題もんだいは解決かいけつとは言いえません。タイムリミットがあるということです」

　13歳さいで拉致らちされた横田よこためぐみさんの弟おとうと・拓也たくやさんは29日にちに開ひらかれたシンポジウムでこのように述のべ、「家族かぞくや兄弟きょうだいの人権じんけんが侵害しんがいされたままの状態じょうたいが続つづいている」と訴うったえました。

　シンポジウムは日本政府にっぽんせいふがアメリカや韓国かんこくなどと開催かいさいし、松野官房長官まつのかんぼうちょうかんは、日朝首脳会談にちちょうしゅのうかいだんの早期実現そうきじつげんを目指めざす考かんがえを示しめしました。

ソース：NHK ニュース