兵庫ひょうご県けん 新型しんがたコロナ 4月つきに入院にゅういん先さき見みつからず自宅じたくで死亡しぼう15人にん

兵庫ひょうご県けんは、先月せんげつ1か月かげつで、新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしたものの、入院にゅういん先さきが見みつからずに自宅じたくで待機たいきしていたり、療養りょうようをしていたりしていた患者かんじゃ合あわせて15人にんが亡なくなったことを明あきらかにしました。

兵庫ひょうご県けんは、11日にちの記者きしゃ会見かいけんで、ことし4月つきの1か月かげつ間かんで、県けんが管轄かんかつする市しや町まちで自宅じたくで待機たいきや療養りょうようをしていた15人にんが亡なくなったと発表はっぴょうしました。

このうち、入院にゅういん先さきが見みつからずに待機たいきしていたのは10人にん、入院にゅういん調整ちょうせいはせずに療養りょうようをしていたのが5人にんです。

このうち1人にんは、医師いしの往診おうしんなど、自宅じたくでの医療いりょうも受うけられなかったということです。

一方いっぽう、高齢こうれい者しゃ施設しせつなどに入所にゅうしょしていて入院にゅういんできずに亡なくなるケースについて、兵庫ひょうご県けんは「保健所ほけんじょの業務ぎょうむがひっ迫ひっぱくしていて集計しゅうけいできない」としています。

兵庫ひょうご県内けんないで、入院にゅういん先さきが見みつからずに自宅じたくで待機たいきしている患者かんじゃは10日にち現在げんざいで1200人にんを超こえていて県けんは、医師いしの往診おうしんなど容体ようだいの急変きゅうへんを防ふせぐための対策たいさくを強化きょうかすることにしています。

ソース：NHK ニュース