分科ぶんか会かい尾身おみ会長かいちょう 五輪ごりんパラ開催かいさい可否かひ「医療いりょう負担ふたんの事前じぜん評価ひょうか重要じゅうよう」

政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうは参議院さんぎいん内閣ないかく委員いいん会かいで、東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの開催かいさいの可否かひについて「私わたしの立場たちばでは判断はんだんできない」と述のべたうえで、判断はんだんにあたっては大会たいかい期間きかん中ちゅうに、どの程度ていど医療いりょうに負荷ふかがかかるかを、あらかじめ評価ひょうかしておくことが極きわめて重要じゅうようになると指摘してきしました。

この中なかで政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうは、6都府県とふけんに出だされている緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが今月こんげつ31日にちの期限きげんで解除かいじょできるかどうかを問とわれ「簡単かんたんではないが、残のこりの期間きかん、政府せいふも、今いままで以上いじょうにしっかりと説明せつめいし、われわれ一般いっぱん市民しみんも協力きょうりょくすることが必須ひっすだ」と述のべました。

一方いっぽう、尾身おみ会長かいちょうは東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの開催かいさいの可否かひについて「私わたしの立場たちばでは開催かいさいについての判断はんだんはすべきでないし、できないと思おもう」と述のべたうえで、判断はんだんにあたっては大会たいかい期間きかん中ちゅうに、どの程度ていど医療いりょうに負荷ふかがかかるかを、あらかじめ評価ひょうかしておくことなどが極きわめて重要じゅうようになると指摘してきしました。

また、西村にしむら経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんは緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの解除かいじょの考え方かんがえかたについて、変異へんいウイルスの影響えいきょうを踏ふまえ、感染かんせんの再さい拡大かくだいに対処たいしょできる状態じょうたいかどうか専門せんもん家かに意見いけんを聴きいて慎重しんちょうに行おこなう考かんがえを示しめしました。

ソース：NHK ニュース