気象庁によりますと、梅雨前線は九州南部から本州の南岸付近に停滞し、湿った空気が流れ込んでいるため、鹿児島県などに発達した雨雲がかかっていて、▽鹿児島市では午前5時30分までの1時間に31.5ミリの激しい雨が降りました。
前線は20日、西日本付近まで北上する見込みで、湿った空気の流れ込みも強まるため、前線の活動が活発になる見通しです。
西日本では1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあり、特に、前線上の低気圧が近づく九州を中心に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り続くおそれがあります。
▽20日の朝までの24時間には九州南部の多いところで100ミリの雨が降ると予想され、その後、▽21日の朝までの24時間には九州北部と南部でそれぞれ200ミリから300ミリの大雨になると予想されています。
西日本などでは記録的に早い梅雨入りの発表となり、熊本県を中心にすでに大雨が降って地盤が緩んでいるところもあります。
気象庁は最新の気象情報に注意するとともに、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
Hiện Furigana
20日以降 九州中心に西日本で大雨おそれ 土砂災害などに警戒
2021-05-18 21:30:15

20日から21日にかけて梅雨前線の活動が活発になる影響で、九州を中心に西日本で大雨のおそれがあります。熊本県などではすでに大雨が降ったところもあるため、最新の気象情報に注意し、土砂災害や川の氾濫などに警戒してください。

ソース:NHK ニュース