鳥とりインフルエンザ　農水省のうすいしょうが防疫指針ぼうえきししんなど見直みなおしへ

　去年きょねんから今年ことしにかけて鳥とりインフルエンザが発生はっせいし、過去最多かこさいたの987万羽まんわが殺処分やしょぶんされるなど大おおきな被害ひがいが出でたことを受うけ、農林水産省のうりんすいさんしょうは防疫指針ぼうえきししんなどを見直みなおす方針ほうしんを決きめました。
　このうち半数はんすうにあたる495万羽まんわが千葉県ちばけんなどの大規模農場だいきぼのうじょうで処分しょぶんされましたが、防疫措置ぼうえきそちに必要ひつような資材しざいや処分しょぶんしたニワトリを埋うめる土地とちの確保かくほが不十分ふじゅうぶんで、封ふうじ込こめに時間じかんがかかったことが問題もんだいとなっていました。
　農水省のうすいしょうは今後こんご、大規模農場だいきぼのうじょうについては、これまでの衛生管理基準えいせいかんりきじゅんに加くわえ、鳥とりインフルエンザが発生はっせいした場合ばあいの対応計画たいおうけいかくを事前じぜんに決きめて資材しざいを備蓄びちくしておくよう求もとめるなど、制度せいどの見直みなおしを審議会しんぎかいに諮はかり、来らいシーズンの準備じゅんびに間まに合あうよう、取とりまとめることにしています。

ソース：NHK ニュース