香港ほんこんディズニーの新あたらしい城しろ　キーワードは「多様性たようせい」

米べいウォルト・ディズニーの創業者そうぎょうしゃウォルト・ディズニー氏しの死しから５５年ねんが経過けいかし、その間あいだにさまざまな変化へんかがありました。変化へんかしたのは今いまや世界せかいで最もっとも影響力えいきょうりょくのある企業きぎょうの１社しゃであるディズニーの富とみだけではありません。同社どうしゃが作つくり出だすキャラクターや促進そくしんする価値観かちかんにも変化へんかが見みられます。

ディズニーは、香港ほんこんディズニーランドに夢ゆめのような新あたらしい城しろを建設けんせつする際さい、１９５５年ねんにカリフォルニア州しゅうアナハイムで世界初せかいはつのディズニーランドがオープンした時ときにはほとんど議題ぎだいに上のぼらなかったであろう「あること」を考慮こうりょに入いれました。すなわち、多様性たようせいです。

この城しろの特徴とくちょうは、ディズニー映画えいがに登場とうじょうするさまざまな女性じょせいキャラクターをモチーフにしている点てんです。フロリダと東京とうきょうにある「シンデレラ城じょう」や、カリフォルニアとパリにある「眠ねむれる森もりの美女びじょの城しろ」（これら４つの城しろは、いずれも１９世紀せいきにドイツ・バイエルン州しゅうに建たてられたノイシュバンシュタイン城じょうがモデルになっている）とは異ことなり、香港ほんこんのキャッスル・オブ・マジカル・ドリームは、１人ひとりだけではなく、１０人以上にんいじょうのヒロインがテーマとなっています。

ソース：NHK ニュース