Hiện Furigana
イラン IAEA査察官の核施設立ち入り拒否
2019-11-06 23:01:50

イラン原子力庁は、IAEA=国際原子力機関の査察官が核施設を訪れた際に、不審なものを持っている疑いがあるとして、施設への立ち入りを拒否したと発表しました。イランが核合意の制限を破り、ウラン濃縮活動を強化する中、今後、IAEAが査察活動を維持できるのか懸念が強まりそうです。
イラン原子力庁は6日、IAEAの査察官が先週、中部ナタンズの核施設を訪れた際、所持品の検査で不審なものを持っている疑いがあるとして、施設への立ち入りを拒否したと発表しました。
その後イラン側は、IAEAに対してこの査察官の受け入れを取り消すと通告し、査察官はイランを離れてIAEAの本部があるオーストリアのウィーンに向かったとしています。
査察官が何を持っていたのかなど、詳しい状況は明らかにしていません。
一方IAEAは、7日に理事会を開きイランの核開発への査察活動についてフェルータ事務局長代行が報告すると発表しました。
イランも査察官の立ち入り拒否について説明する予定だとしていて、理事会では、この問題などについて話し合われるものとみられます。
イランが核合意の制限を破る形でウラン濃縮活動を強化する措置を相次いで打ち出す中、今後IAEAが査察活動を維持できるのか懸念が強まりそうです。
その後イラン側は、IAEAに対してこの査察官の受け入れを取り消すと通告し、査察官はイランを離れてIAEAの本部があるオーストリアのウィーンに向かったとしています。
査察官が何を持っていたのかなど、詳しい状況は明らかにしていません。
一方IAEAは、7日に理事会を開きイランの核開発への査察活動についてフェルータ事務局長代行が報告すると発表しました。
イランも査察官の立ち入り拒否について説明する予定だとしていて、理事会では、この問題などについて話し合われるものとみられます。
イランが核合意の制限を破る形でウラン濃縮活動を強化する措置を相次いで打ち出す中、今後IAEAが査察活動を維持できるのか懸念が強まりそうです。
ソース:NHK ニュース