新潟にいがた・佐渡沖さどおきで釣つり船沈没ぶねちんぼつ　乗客じょうきゃくら１１人救助にんきゅうじょ

２日午前ふつかごぜん６時半じはんごろ、新潟県佐渡市沖にいがたけんさどしおきで、釣つり船ぶね「善宝龍神丸ぜんぽうりゅうじんまる」（１２・５メートル、８・５トン）が暗礁あんしょうに乗のり上あげました。船底ふなぞこに穴あなが開あき約やく１時間後じかんごに沈没ちんぼつました。乗客じょうきゃく１０人にんと船長せんちょう１人ひとりが近ちかくの漁船ぎょせんに救助きゅうじょされました。

　新潟海上保安部にいがたかいじょうほあんぶによると、現場げんばは同市どうしの弾埼沖北西約たんきちゅうほくせいやく１キロです。乗客じょうきゃく２人ふたりが左腕さわんの骨ほねにひびが入はいるなどの重傷じゅうしょうしました。新潟市中央区にいがたしちゅうおうくの船長せんちょう、樋口正夫ひぐちまさおさん（６２）は肺水腫はいすいしゅで数日間すうにちかんの入院にゅういんということです。船ふねは同日午前どうじつごぜん３時じごろに新潟港にいがたこうを出発しゅっぱつし、佐渡付近さどふきんの海うみへ向むかっていました。

　樋口ひぐちさんは１０月がつ２０日かにも、乗客じょうきゃく８人にんを乗のせた別べつの釣つり船ぶねを新潟港内にいがたこうないの防波堤ぼうはていに衝突しょうとつする事故じこを起おこし、捜査中そうさちゅうです。

ソース：NHK ニュース