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1100万年前に隕石が落ちた跡が海の底で見つかった
2019-11-22 11:30:00

海洋研究開発機構などの研究グループは、太平洋にある南鳥島の近くで海の底にある資源を調べていました。そのとき、海の底の3mぐらい下で、イリジウムなどの特別な元素の濃度がとても高い場所を見つけました。
グループは、イリジウムなどの濃度が高かったため、この場所は直径が何kmもある大きな隕石が落ちた跡だと考えています。そして、隕石が落ちたのは1100万年ぐらい前だったと考えています。
地球では1160万年前、そのとき多くいた生物の種類のうち、15%ぐらいが全部死にました。グループは、隕石が落ちたため、生物が死んだ可能性が高いと言っています。
海洋研究開発機構の野崎達生さんは「イリジウムの濃度が高い場所を見つけたのは偶然でしたが、とても驚きました。もっとよく調べて、隕石が落ちた正確な場所を見つけたいです」と話しています。
ソース:NHK ニュース