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参院選1票の格差訴訟 広島高裁は「合憲」判決
2019-11-26 08:42:13

ことし7月の参議院選挙で、いわゆる1票の格差が最大で3倍だったことについて、広島高等裁判所は、「違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあったとはいえない」として、憲法に違反しないとする判決を言い渡しました。
ことし7月の参議院選挙では、選挙区によって議員1人当たりの有権者の数に最大で3.002倍の格差があり、弁護士などのグループが「投票価値の平等に反し、憲法に違反する」として、選挙の無効を求める訴えを全国で起こしました。
このうち、広島の弁護士グループが起こした裁判の判決が26日広島高等裁判所で言い渡されました。
三木昌之裁判長は「平成30年の改正法で投票価値の不均衡を縮小させる結果が実現し、再び大きな格差が生じさせないようにする配慮が継続されている。今回の選挙の投票価値の不均衡は違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあったとはいえない」と指摘して憲法に違反しないとする判決を言い渡しました。
これで26日までに全国で出された判決は15件で、憲法に違反しない「合憲」とする判決が13件、「違憲状態」とする判決が2件となっています。
このうち、広島の弁護士グループが起こした裁判の判決が26日広島高等裁判所で言い渡されました。
三木昌之裁判長は「平成30年の改正法で投票価値の不均衡を縮小させる結果が実現し、再び大きな格差が生じさせないようにする配慮が継続されている。今回の選挙の投票価値の不均衡は違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあったとはいえない」と指摘して憲法に違反しないとする判決を言い渡しました。
これで26日までに全国で出された判決は15件で、憲法に違反しない「合憲」とする判決が13件、「違憲状態」とする判決が2件となっています。
ソース:NHK ニュース