秋篠宮あきしののみやさま きょう54歳さいの誕生たんじょう日び

皇位こうい継承けいしょう順位じゅんい１いち位いの皇嗣こうしの秋篠宮あきしののみやさまは、30日にち、54歳さいの誕生たんじょう日びを迎むかえられました。秋篠宮あきしののみやさまは、皇嗣こうしとして初はじめて迎むかえる誕生たんじょう日びを前まえに、お住すまいのある赤坂あかさか御ご用地ようちで記者きしゃ会見かいけんに臨のぞまれました。

この中なかで秋篠宮あきしののみやさまは、新あたらしい時代じだいの皇室こうしつ像ぞうなどを尋たずねられたのに対にたいし、上皇じょうこうさまの姿すがたを念頭ねんとうに、「国民こくみんと苦楽くらくを共ともにし国民こくみんの幸しあわせを願ねがいつつ務つとめを果はたしていく、これはやはり基本きほんにあることだと、私わたしは考かんがえております」と述のべられました。

そのうえで、「時代じだいによって要請ようせいも変かわってきます。時代じだい時代じだいに即そくした在り方ありかたというのは、常つねに考かんがえていかなければいけないと思おもっています」と話はなされました。

また、秋篠宮あきしののみやさまは、天皇てんのう陛下へいかの即位そくいに伴ともなう「即位そくいの礼れい」の一連いちれんの儀式ぎしきと「大嘗祭だいじょうさい（だいじょうさい）」の中心ちゅうしん的てきな儀式ぎしきについて、「無事ぶじに終おわったことを安あんどしています」と述のべられました。

祝賀しゅくがパレードにあたる「祝賀しゅくが御ご列れつの儀ぎ（しゅくがおんれつのぎ）」では、天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかの車列しゃれつに加くわわったことに触ふれ、「非常ひじょうに多おおくの人ひとたちが沿道えんどうでお祝おいわいをしてくれている様子ようすを見みて、大変たいへんありがたいことだと思おもいました」と振り返ふりかえられました。

一方いっぽう、秋篠宮あきしののみやさまは、長女ちょうじょの眞子まこさまと、婚約こんやくが内定ないていしている小室こむろ圭けいさんの結婚けっこんに関にかんする質問しつもんにもこたえられました。

眞子まこさまは去年きょねん2月つき、ご自身じしんと小室こむろさんの気持きもちを文書ぶんしょであらわし、結婚けっこんに向むけた行事ぎょうじなどについて、「皇室こうしつにとって重要じゅうような一連いちれんのお儀式ぎしきが滞とどこおりなく終了しゅうりょうしたあとの再さい来年らいねんに延期えんきし、十分じゅうぶんな時間じかんをとって必要ひつような準備じゅんびを行おこなうのが適切てきせつであるとの判断はんだんに至いたりました」と記しるされました。

秋篠宮あきしののみやさまは、こうした経緯けいいを踏ふまえて、「この次つぎの2月つきで2年ねんたつわけですね。やはり、昨年さくねんの2月つきに今いまの気持きもちというのを発表はっぴょうしているわけですので、何なんらかのことは発表はっぴょうする必要ひつようがあると私わたしは思おもっております」と話はなされました。

また、結婚けっこんの見通みとおしについては、去年きょねんの記者きしゃ会見かいけんで、「多おおくの人ひとがそのことを納得なっとくし、喜よろこんでくれる状況じょうきょうにならなければ、いわゆる婚約こんやくに当あたる納采のうさいの儀ぎ（のうさいのぎ）というのを行おこなうことはできません」などと述のべられています。

秋篠宮あきしののみやさまは、今回こんかいの会見かいけんで、眞子まこさまと結婚けっこんのことについて話はなしをする機会きかいはないと話はなし、「結婚けっこんの見通みとおしについては昨年さくねんお話おはなししたことと変かわっておりません」と述のべられました。

ソース：NHK ニュース