数十秒間続すうじゅうびょうかんつづく雪崩なだれ、５人巻にんまき込こまれ１人死亡ひとりしぼう…居合いあわせた男性だんせい「前兆感ぜんちょうかんじず」

１４日午前かごぜん１０時頃じごろ、長野県松本市ながのけんまつもとしの北きたアルプス・乗鞍岳のりくらだけで雪崩なだれが発生はっせいし、少すくなくとも男性だんせい５人にんが巻まき込こまれました。うち１人ひとりが心肺停止しんぱいていしの状態じょうたいで見みつかり、その後死亡ごしぼうしました。４人にんは自力じりきで下山げざんしました。いずれも登山中とざんちゅうだったということです。

松本署まつもとしょによると、死亡しぼうした男性だんせいは滋賀県内しがけんないの会社役員かいしゃやくいんの男性だんせい（４９）、自営業じえいぎょうの男性だんせい（４１）と同日入山どうじつにゅうざんしたといい、身元みもとを確認かくにんしています。

現場げんばは岐阜県境付近ぎふけんさかいふきんのスキー場じょうから山頂方向さんちょうほうこうに１キロ以上入いじょうはいった標高約ひょうこうやく２４００メートル地点ちてんで、斜面しゃめんの雪ゆきが幅はば２００メートル、長ながさ３００メートルにわたって崩くずれ落おちました。地元じもとの登山とざんガイドによると、雪崩なだれが起おきやすい場所ばしょとして知しられているということです。

ソース：NHK ニュース