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EU “人権侵害に関わった”新疆ウイグル自治区 当局者らに制裁
2021-03-22 22:06:11

EU=ヨーロッパ連合は中国の新疆ウイグル自治区での人権侵害に関わったとして自治区の当局者らに対し、EU域内への渡航禁止などの制裁を正式に承認し、即日、発動しました。
EUは22日、外相会議を開き、世界の人権状況について協議しました。
その結果、中国の新疆ウイグル自治区で人権侵害に関わったとして自治区の公安部門のトップら4人と、自治区の開発や治安維持を担う組織「新疆生産建設兵団」の公安局に対し、EU域内への渡航禁止と資産凍結の制裁を科すことを承認し、即日、発動しました。
EUが中国に制裁を科すのは、EUの前身のEC=ヨーロッパ共同体が1989年の天安門事件を受けて武器の輸出禁止の措置を取って以来、初めてです。
EUは去年12月、中国との投資協定を結ぶ一方、ウイグルや香港などをめぐる人権問題では厳しい姿勢で臨んでいます。
これに対し、中国政府はEUのヨーロッパ議会で外交委員などを務める議員などEU側の10人と4つの団体に対して渡航禁止の制裁を科すと発表し、強く反発しています。
EU外相会議では、ミャンマーについても、クーデターやデモの弾圧に関わったとして、軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官ら11人に対し、同様の制裁を科すことが承認されました。
その結果、中国の新疆ウイグル自治区で人権侵害に関わったとして自治区の公安部門のトップら4人と、自治区の開発や治安維持を担う組織「新疆生産建設兵団」の公安局に対し、EU域内への渡航禁止と資産凍結の制裁を科すことを承認し、即日、発動しました。
EUが中国に制裁を科すのは、EUの前身のEC=ヨーロッパ共同体が1989年の天安門事件を受けて武器の輸出禁止の措置を取って以来、初めてです。
EUは去年12月、中国との投資協定を結ぶ一方、ウイグルや香港などをめぐる人権問題では厳しい姿勢で臨んでいます。
これに対し、中国政府はEUのヨーロッパ議会で外交委員などを務める議員などEU側の10人と4つの団体に対して渡航禁止の制裁を科すと発表し、強く反発しています。
EU外相会議では、ミャンマーについても、クーデターやデモの弾圧に関わったとして、軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官ら11人に対し、同様の制裁を科すことが承認されました。
ソース:NHK ニュース