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みずほFGも米国子会社で100億円損失のおそれ
2021-04-01 10:42:39

国内外の金融機関がアメリカの顧客との取り引きで損失が生じるおそれがあると相次いで発表する中、みずほフィナンシャルグループもアメリカの子会社で日本円にして100億円余りの損失が出るおそれのあることが分かりました。ただ、「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は起きていない」としています。
関係者によりますと、みずほフィナンシャルグループでは、3月26日、アメリカの子会社による顧客との金融取り引きで、損失が出るおそれが生じたということです。
損失額はおよそ1億ドル、日本円にして100億円余りで、今後、増減する可能性があるということです。
該当する顧客は、アメリカの投資会社とみられます。
金融業界では、野村ホールディングスや三菱UFJ証券ホールディングスのほか、スイスの金融大手、クレディ・スイスがアメリカの顧客との取り引きで多額の損失が生じるおそれがあると相次いで発表していて影響が広がっている形です。
ただ、みずほは「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は起きていない」としています。
ソース:NHK ニュース