長ながいタイプのトイレットペーパー売り上うりあげ伸のび メーカーも注力ちゅうりょく

1ロール当あたりの長ながさが従来じゅうらいの1.5倍ばい以上いじょうあるトイレットペーパーの売り上うりあげが伸のびています。取り替とりかえる回数かいすうが減へり、家庭かていでの保管ほかんスペースも少すくなくて済すむためで、製紙せいしメーカーも製造せいぞうや販売はんばいに力ちからを入いれています。

大手おおて製紙せいしメーカー各社かくしゃによりますと、1ロール当あたりの長ながさが従来じゅうらいよりも長ながいタイプのトイレットペーパーの売り上うりあげは、この1年ねんで10％から30％程度ていど伸のびているということです。

1ロールが長ながくなることで、消費しょうひ者しゃにとってはトイレットペーパーを取り替とりかえる回数かいすうが減へり、家庭かていでの保管ほかんスペースも少すくなくて済すむことから、購入こうにゅうする人ひとが増ふえているということです。

製紙せいしメーカーにとっても、長ながくなってロールの数かずが減へることで一いち度どに配送はいそうできる量りょうが増ふえるため、輸送ゆそうの効率こうりつ化かにつながりコストを抑おさえられるとしています。

このためメーカー各社かくしゃは、長ながいタイプのトイレットペーパーの製造せいぞうや販売はんばいに力ちからを入いれていて、日本にっぽん製紙せいしクレシアは今月こんげつから、販売はんばいするすべてのトイレットペーパーを長ながいタイプに切り替きりかえました。

日本にっぽん製紙せいしクレシアの山崎やまざき和文かずふみ社長しゃちょうは「ロールの数かずが減へることで、包装ほうそうや芯しんなどのごみの削減さくげんにもつながる」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース