【随時更新】立民 内閣不信任決議案 衆議院に提出
2023-12-13 03:49:46

11:30ごろ 岸田首相 自民党本部で否決方針を確認
岸田総理大臣は13日午前11時半ごろから自民党本部で、麻生副総裁や茂木幹事長ら党執行部と会談し、内閣不信任決議案が提出された場合、午後の衆議院本会議で否決する方針を確認しました。
立民 安住国対委員長“内閣不信任決議案 提出準備は整えている”
国会は会期末を迎え、立憲民主党の安住国会対策委員長は13日午前、記者団に対し「内閣不信任決議案を提出する準備は整えている。これから参議院本会議で旧統一教会の関連法案の採決が行われるが、こうした法案を処理したあとに泉代表がどう判断するかを待っている」と述べました。
その上で「岸田内閣はずっと前から不信任だと思っていた。派閥政治の根幹が問われ、安倍派を中心に大きな疑いがかけられているのは大変、恥ずかしい話だ」と述べました。
立憲民主党は、旧統一教会の被害者を救済するための法案が成立したあと、13日午後に、岸田内閣に対する不信任決議案を衆議院に提出する方針です。
立憲民主党は、ほかの野党にも賛同を呼びかけることにしています。
松野官房長官“提出されたら与党とも対応相談したい”
松野官房長官は、午前の記者会見で「内閣不信任決議案が提出された場合には、岸田総理大臣が述べたとおり、与党とも対応を相談したい。岸田政権は、先送りできない内外の諸課題に常にスピード感を持って取り組んできた。引き続き国民生活やわが国の安全と国民の命を守るための取り組みを進めたい」と述べました。
また、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題などが年内の政治日程に与える影響について問われ「政府としては、年末の予算編成や税制改正などの重要課題への対応に遅滞が生じないよう取り組んでいく」と述べました。
9:30ごろ 岸田首相 “粛々と対応すべく与党と相談”
岸田総理大臣は、立憲民主党が提出する方向で調整している内閣不信任決議案への対応について「信じるところに従って粛々と対応すべく与党と相談していく」と述べました。
岸田総理大臣は、午前9時半ごろ、総理大臣官邸に入る際、記者団の取材に応じました。
この中で、岸田総理大臣は、岸田派でも派閥が実際に集めた収入より少ない金額が収支報告書に記載されていたとみられることについて改めて問われ「宏池会の事務局でしっかりと調査し、当局に対して説明を行い、修正が必要なものがあれば適切に対応するよう指示している。具体的なものが確定したら私のほうに報告があると思うので、報告を受けたら適切に説明させる」と述べました。
また、安倍派の政務三役の交代について問われたのに対しては「政治の信頼回復や、政策遂行の遅延を招かないためしかるべきタイミングで適切に対応すると申し上げてきた。その方針は変わっていない。それ以上、いま申し上げることはない」と述べました。
一方、岸田総理大臣は、立憲民主党がきょう提出する方向で調整している内閣不信任決議案への対応について「信じるところに従って粛々と対応すべく与党と相談していく」と述べました。