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戦力外から新所属目指す プロ野球トライアウトに48人参加
2018-11-13 08:03:20

プロ野球で、戦力外になった選手たちが新たな所属先を求めてアピールする12球団合同のトライアウトが福岡県筑後市で行われ、阪神を戦力外になった西岡剛選手など48人が参加しました。
12球団合同のトライアウトは、戦力外を通告された選手たちが新たな所属先を求めて各球団の編成担当者にアピールする場で、ことしは48人が参加して福岡県筑後市のソフトバンクの施設で行われました。
このうち、大リーグ経験があり、ロッテで盗塁王2回、首位打者と最多安打のタイトルを獲得し阪神を戦力外となった西岡選手は、ロッテ時代のチームメートで通算96勝をあげ、ヤクルトを戦力外になった成瀬善久投手から左中間にツーベースヒットを打ってアピールしました。
西岡選手は「ヒット1本打って気分は少し楽にはなった。いい連絡が来ると願ってこれからも練習していきたい」と話していました。
また、巨人を戦力外になった中井大介選手も右中間にツーベースを打ち、持ち味のパンチ力のあるバッティングを見せたほか、ソフトバンクでおととし交流戦MVPに輝いた城所龍磨選手もヒット2本を打つなど、少ないチャンスを生かそうとアピールしていました。
参加した48人の選手は今後、興味のある球団からの獲得のオファーや入団テスト受験などの連絡を待つことになります。
このうち、大リーグ経験があり、ロッテで盗塁王2回、首位打者と最多安打のタイトルを獲得し阪神を戦力外となった西岡選手は、ロッテ時代のチームメートで通算96勝をあげ、ヤクルトを戦力外になった成瀬善久投手から左中間にツーベースヒットを打ってアピールしました。
西岡選手は「ヒット1本打って気分は少し楽にはなった。いい連絡が来ると願ってこれからも練習していきたい」と話していました。
また、巨人を戦力外になった中井大介選手も右中間にツーベースを打ち、持ち味のパンチ力のあるバッティングを見せたほか、ソフトバンクでおととし交流戦MVPに輝いた城所龍磨選手もヒット2本を打つなど、少ないチャンスを生かそうとアピールしていました。
参加した48人の選手は今後、興味のある球団からの獲得のオファーや入団テスト受験などの連絡を待つことになります。
成瀬投手「チャンスがあればどこでも」
ヤクルトを戦力外になり、トライアウトを受けた成瀬善久投手は「やれることはやれて、今持っている力は出せた。どんな形であれ、チャンスをいただければ、どこででもやりたい」と話し、ロッテ時代のチームメートの西岡剛選手にツーベースヒットを打たれたことについては、「ストレートで抑えたかったが、結果的に甘くなって打たれてしまった。西岡さんにはストレートで勝負したいという思いがあった」と振り返っていました。
中井選手「球団から話が来るのを願う」
巨人を戦力外となり、トライアウトに参加した中井大介選手は、「打席に立つの自体が久しぶりで不安なところはあったが、第2打席で甘く入った球をしっかり打ってヒットにできてよかった。今やれることをやれたので、どこかの球団から話が来るのを願いたい」と話していました。
吉村選手「自分のスイングはできた」
DeNAからソフトバンクに移籍し、4年前にはクライマックスシリーズのMVPにも輝いた吉村裕基選手は「結果は出せなかったが、大観衆のファンの前で自分のスイングはできたので、オファーを待ちたい」と話していました。
城所選手「声かけてくれる球団があれば」
ソフトバンクを戦力外になり、トライアウトを受けた城所龍磨選手は「15年間、強いホークスのユニフォームを着させてもらって感謝しかない。きょう1日で思いが伝わったかはわからないが、声をかけてくれる球団があればいい」と話していました。
ソース:NHK ニュース