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万博開催決定 実行組織立ち上げへ 大阪府 地元から賛否の声
2018-11-24 01:53:06

2025年の万博の大阪での開催が決まったことを受けて、大阪府の松井知事は、開催に向けた準備を進めるため、速やかに実行組織を立ち上げる考えを24日朝のNHKの番組で明らかにしました。
7年後の2025年の万博は、大阪とアゼルバイジャンのバクー、ロシアのエカテリンブルクで争われ、日本時間の24日未明、パリで開かれたBIE=博覧会国際事務局の総会で決選投票の結果、大阪が開催地に決まりました。
大阪で大型の万博が開催されるのは1970年以来、55年ぶり2回目です。また、日本での万博の開催は2005年に愛知県で開かれた「愛・地球博」以来、20年ぶりとなります。
開催決定を受けて、大阪府の松井知事は24日朝のNHKの番組で、「これからスタートなので、身の引き締まる思いだ。世界中があっと驚く万博を大阪・関西・日本ならできると信じている」と述べました。
そのうえで、「これまでの万博は国威発揚型だったが、われわれが目指すのは、地球上の80億の人たちが参加して、それぞれの地域の課題を解決する万博だ」と述べ、開催に向けた準備を進めるため、速やかに実行組織を立ち上げる考えを示しました。
また、松井知事は「世界の課題を解決するための新しいモノとサービスを生み出すことへの投資は、ちゅうちょなくやってもらえると思う」と述べ、経済界の協力に期待を示しました。
大阪で大型の万博が開催されるのは1970年以来、55年ぶり2回目です。また、日本での万博の開催は2005年に愛知県で開かれた「愛・地球博」以来、20年ぶりとなります。
開催決定を受けて、大阪府の松井知事は24日朝のNHKの番組で、「これからスタートなので、身の引き締まる思いだ。世界中があっと驚く万博を大阪・関西・日本ならできると信じている」と述べました。
そのうえで、「これまでの万博は国威発揚型だったが、われわれが目指すのは、地球上の80億の人たちが参加して、それぞれの地域の課題を解決する万博だ」と述べ、開催に向けた準備を進めるため、速やかに実行組織を立ち上げる考えを示しました。
また、松井知事は「世界の課題を解決するための新しいモノとサービスを生み出すことへの投資は、ちゅうちょなくやってもらえると思う」と述べ、経済界の協力に期待を示しました。
地元から賛否の声
大阪での万博開催が決まったことを受けて、24日朝、JR大阪駅前では新聞の号外が配られました。喜びや期待の声があがる一方、税金の使いみちの観点から批判的な意見も出ていました。
20代の男性は「1970年の万博が楽しかったと両親から聞いているので、自分自身が経験できるのがとても楽しみです。東京オリンピックに続いて海外から多くの方に来てもらい、経済に勢いがついてほしい」と話していました。
また、60代の女性は「前回の万博は家族全員で行った楽しい思い出があります。心待ちにしていたので、とてもうれしい」と話していました。
一方、60代の男性は「前回の万博は高校1年生の時で、おもしろかったことをはっきり覚えています。ただ、税金を使うからには、福祉や教育につながるような開催をめざしてほしい」と話していました。
また、70代の女性は「大阪の財政が苦しい中で、どうしてこんなことに税金を使うのかと疑問を感じます。できるだけお金がかからないように工夫してほしい」と話していました。
20代の男性は「1970年の万博が楽しかったと両親から聞いているので、自分自身が経験できるのがとても楽しみです。東京オリンピックに続いて海外から多くの方に来てもらい、経済に勢いがついてほしい」と話していました。
また、60代の女性は「前回の万博は家族全員で行った楽しい思い出があります。心待ちにしていたので、とてもうれしい」と話していました。
一方、60代の男性は「前回の万博は高校1年生の時で、おもしろかったことをはっきり覚えています。ただ、税金を使うからには、福祉や教育につながるような開催をめざしてほしい」と話していました。
また、70代の女性は「大阪の財政が苦しい中で、どうしてこんなことに税金を使うのかと疑問を感じます。できるだけお金がかからないように工夫してほしい」と話していました。
ソース:NHK ニュース