Hiện Furigana
G20 安倍首相 自由貿易推進の首脳宣言へ調整
2018-12-01 02:35:47

米中の貿易摩擦が激しさを増す中、開幕したG20サミットで、安倍総理大臣は世界経済への深刻なリスクだと訴え、トランプ大統領、習近平国家主席に直接、建設的な対応を促しました。来年議長国を務める日本政府は、保護主義に対抗し自由貿易の推進を明確に掲げる首脳宣言を発出したい考えで、ぎりぎりの調整を進めるものと見られます。
アメリカと中国の貿易摩擦が激しさを増す中、アルゼンチンで開かれているG20サミットの初日、安倍総理大臣は「貿易をめぐる緊張の高まりは世界経済の深刻なリスクだ」と指摘し、各国と危機感の共有を図りました。
こうした米中の対立から、先月のAPECの首脳会議では、首脳宣言をまとめられない異例の事態となりました。
G20サミットでは2008年の開始以降、首脳宣言がまとまらなかったことはありませんが、来年議長を務める安倍総理大臣としては、APECのような事態は避けたい考えです。
このため、日本時間の2日行われる予定の米中首脳会談を前に、安倍総理大臣は、トランプ大統領、習近平国家主席と相次いで会談し冷静で建設的な対応を直接促しました。
日本政府としては今回、世界経済の成長に向けて、保護主義に対抗し自由貿易の推進を明確に掲げる首脳宣言をまとめたい考えで、議長国・アルゼンチンとも協力して2日の閉幕までぎりぎりの調整を進めるものと見られます。
こうした米中の対立から、先月のAPECの首脳会議では、首脳宣言をまとめられない異例の事態となりました。
G20サミットでは2008年の開始以降、首脳宣言がまとまらなかったことはありませんが、来年議長を務める安倍総理大臣としては、APECのような事態は避けたい考えです。
このため、日本時間の2日行われる予定の米中首脳会談を前に、安倍総理大臣は、トランプ大統領、習近平国家主席と相次いで会談し冷静で建設的な対応を直接促しました。
日本政府としては今回、世界経済の成長に向けて、保護主義に対抗し自由貿易の推進を明確に掲げる首脳宣言をまとめたい考えで、議長国・アルゼンチンとも協力して2日の閉幕までぎりぎりの調整を進めるものと見られます。
ソース:NHK ニュース